ゴールドマン・サックスの年収・初任給について

目次

  • ゴールドマン・サックスの年収
  • 初任給

ゴールドマン・サックスの年収

平均年収・平均年齢ともに公開されていません。

給料は成果と市況に大きく左右されます。会社の業績が悪いとボーナスがない、ベースがほとんど上がらないなど、マーケットの動きに左右されるため、一概には言えません。

新卒の年収は650~800万円ほどと言われています。ポジションが上がるタイミングで年収が倍になることなどもあり、平均というよりは、全体的に「とにかく高い」と考えて正解です。

ただし、新卒社員の受け入れなどを目的に毎年5%の社員を解雇しているなど、非常に厳しいUp or Outの環境であることには注意が必要です。

参考

アナリスト
1500~2000万前半
アソシエイト
1000万後半~4000万
ヴァイス・プレジデント
3000万~1億円程度
マネージング・ディレクター
5,6000万~10数億円

ゴールドマン・サックスは2015年から2016年にかけて、人事制度の大きな改革を発表しました。

  • 成績上位のアナリストやアソシエートの昇進のスピードを速め、若い従業員に任されることが多い単調でつらい仕事の一部の排除を目指す
  • 年次9段階人事評価を廃止し、パフォーマンスに対するフィードバックのやりとりをより重視するシステムへと移行する

これまでは、年次評価が言い渡され、人によってはその場で即解雇という流れでしたが、この改革によって自分の業績について短い時間でフィードバックを受け、改善することが可能になります。また、若手の昇進スピードが早まること、アナリスト時代の仕事の一部が軽減されることは、外銀の人気が落ちている今新しい魅力となるでしょう。

初任給

初任給は、およそ50万円ほど。リーマン・ショック後は高すぎると言われる初任給もやや落ち着いたようです。とは言え、日本で活動する日系・外資系企業の中でもトップクラスと言える水準であり、若くして金銭感覚が麻痺するといった悲しい弊害もあるようです。