国際協力機構(JICA)の新卒採用・採用人数・選考フローまとめ

目次

  • 国際協力機構(JICA)の新卒採用
  • 選考フロー
  • 募集要項

国際協力機構(JICA)の新卒採用

国際協力機関として、官公庁志望者からもグローバル企業志望者からも人気の高いJICA。ODA(政府開発援助)を一元的に担い、国際援助潮流をリードするべく様々な関係者(JICAでは「アクター」と言います)を結びながら開発途上国の発展を牽引する仕事です。100%海外勤務があり、2~4年程度でジョブローテーションが行われます。海外転勤の頻度は、20代で1回・30代で1回といったように、各年代で1度程度です。

新卒採用においては、選考時にグループワークがないことが特徴。また海外留学経験のある学生を積極採用しているため、チャンスがあれば留学・海外インターン等に挑戦しておくと良いでしょう。

また、入構後1年以内にTOEIC800点、3年以内に同860点を取得することが求められるため、英語力に自身がない方は準備しておきましょう。

過去の採用人数推移は以下の通りです。

2014年4月採用
28名
2015年4月採用
42名
2016年4月採用
35名程度
2017年4月採用
30名程度

選考フロー

JICAのwebサイトに最新情報があるので、ぜひ確認してみてください。また、災害・留学・教育実習等で選考フローが合わない場合は、マイページ上から時期の調整を行う事ができます。さらに、マイページ上から説明会・座談会OBOG訪問等に申し込むことができるので、志望動機作成などの参考にぜひ参加してみてください。

選考フローは以下の通りです。

ES・webテスト→一次面接→二次面接→小論文→最終面接

ESの通過率は約40%で、2500通応募→1000通が通過となります。募集時には特にTOEICの点数等の指定はありませんが、2016卒採用職員のTOEIC平均スコアは865点でした。一つの目安として参考にしてみてください。

募集要項

募集職種

総合職

応募資格

2014年4月~2017年3月の間に、短期大学、大学、大学院(修士、博士)のいずれかの課程を新規に卒業/修了(あるいは同見込み)の方。 採用後は、概ね2~4年のローテーションで本部、国内機関及び海外への異動があります。海外赴任は必須です。

初任給

大学卒
月給194,100円
院卒
月給206,060円

その他諸手当:特別都市手当、扶養手当、住居手当、通勤手当、単身赴任手当等

参考

就職四季報編集部『就職四季報 総合版 2017年版』東洋経済新報社,2016