国際協力機構(JICA)のエントリーシート(ES)対策・過去事例
目次
- 国際協力機構(JICA)の本選考エントリーシート(ES)について
- 選考対策
- 過去事例
国際協力機構(JICA)の本選考エントリーシート(ES)について
ESは、自己PR・志望動機・頑張ったこと、と非常にオーソドックスな形式となっています。選考もES、面接、小論のみの評価となるため、ぜひ力を入れて書いてください。また、例年マイページより選考とは関係ない説明会・座談会・OBOG訪問等があるので、そちらも活用してみてください。
ESの通過率は例年40%ほどで、2500通応募→1000通 通過が目安です。
選考対策
日本・海外問わず多くの人が協働するプロジェクトを実施するためには、リーダーシップ、マネジメント・コミュニケーション能力が必要です。その中でも、JICAは特に「現場力」「構想力」「発信力」という言葉で求める人材像を表現しています。
開発途上国の人々と仕事をする中で起こるありとあらゆる課題に対応する、現場力。創造的で実効性の高い解決策を導き出す、構想力。国際援助の潮流をリードする、発信力。ESでも「海外と関わった」といったうわべの経験を書くのではなく、実際に自分で課題を発見し、手足を動かし、周囲と協力しながら何かを解決した、といった出来事を具体的に取り上げるといいでしょう。
また、JICA自身、メーカーや総合商社を採用上のライバルと見ているため、商社等のビジネス的アプローチではなく、開発途上国政府へのアプローチを通じて社会貢献したいといった思いを盛り込めれば、より良いでしょう。日本政府唯一のODA実施機関であり、公的アプローチ側に立っていることが、JICAの事業のポイントです。
過去事例
- ゼミ・卒論・修論のテーマ、学校で勉強した内容を記述してください。(250文字)
- JICAへの志望動機を記述してください。(400文字)
- これまでに、あなたが一番力を入れて取り組んだことを記述してください。(400文字)
- 自己PRを書いてください。(400文字)
- JICA以外の就職希望先がある場合は記述して下さい。(100字以内)
参考
就職四季報編集部『就職四季報 総合版 2017年版』東洋経済新報社,2016