楽天インターンシップの選考対策・グループディスカッション

楽天のインターン選考対策

楽天のサマーインターンは5000名以上がプレエントリーする人気インターンシップで、内定率は4％ほどと比較的難関です。サマーの他にも冬の1dayインターンなど年によって複数のコースが開かれており、それぞれ内定直結ではないものの、書類選考免除や1次面接免除といった特典がある場合もあります。

選考フロー

選考フローは以下の通りです。webテスト、グループディスカッション、面接などは必ずしも実施するわけではなく、インターンプログラムによって異なります。また、総合職の場合は30秒～1分間の自己PR動画を撮影して面接代わりにすることもあります。言語は英語・日本語のどちらでも問題無いようです。

総合職

エントリーシート(ES)→webテスト・筆記試験→グループディスカッション(GD)→1次面接

エンジニア職

エントリーシート(ES)→webテスト・筆記試験→1次面接

webテスト・筆記試験対策

本選考の総合職では、ef-1Gという珍しい形式のwebテストが出題されます。webテストの一種で、251問の性格診断(20～40分ほど)と、19ブロック114問の能力テスト(約30分)からなります。内容は連想ゲームのような問題や、◯◯の使い道を書き出すといった問題、空間把握、IQテストのようなものまで様々です。一意の解に帰結しない問題もある上、時間もやや厳しいので、消去法で解いていくというよりは、多少自信がなくてもテンポよく解いていったほうが良いでしょう。

エンジニアの本選考で実施されるプログラミングテストは、あまり難しいものではありません。問題数は1問で、言語はJava, C++, Python, PHPなど得意な言語を選ぶことができます。内容は情報系の学生であれば特に迷うことなく解けるレベル（型、繰り返し処理、条件分岐、関数などの基礎的なもの）なので、気負わず取り組むとよいでしょう。普段Rなどの分析系の言語しか扱っていない場合は、web系の言語を簡単に学んでおくことをおすすめします。

エントリーシート(ES)対策

楽天のインターンシップでは基本的にESが必要となりますが、一部説明会から参加などによって免除されることもあります。内容はごく一般的で、奇をてらったものはありません。

総合職はインターンを通じて学びたいこと、志望理由、学生時代に頑張ったことなどが問われます。設問内容的には他社のものを使いまわすこともの可能ですが、面接がないインターンの場合はESがかなりしっかり読まれるので力を入れて書いたほうがよいでしょう。

エンジニアの場合は、これまでの開発経験や利用言語など、スキルを中心とした質問項目です。

グループディスカッション(GD)対策

グループディスカッションを実施する場合は、7人30分程度のワークとなります。テーマは、楽天カフェ2号店を出店する際の戦略立案(コンセプト・出店地域・サービスなど)です。事前に資料が与えられ5分間の読み込み時間があり、20分～30分のディスカッション後に発表するスタイルです。

時間の短さの割りに大きいテーマを扱うので、正解をディスカッションで探していくよりは、ある程度仮定をおいてそれに沿った合意形成をしていくとよいでしょう。

面接対策

個人の場合は20～30分ほどの面接で、ESや履歴書を確認しながらの一問一答です。遠方の場合はSkypeで受験することができます。グループ面接の場合は30～45分ほどです。志望理由、学生時代頑張ったこと、長所、キャリアビジョン、就活の軸、人生で一番大変だったことなどオーソドックスな質問が主となります。個別面接の場合は、逆質問の時間もあります。

エンジニア職の場合も、和やかな雰囲気で面接が進みます。経験者重視のプログラムの場合は技術力をアピールし、未経験者参加可能なインターンの場合はどういうものを作りたいのかといった意欲を中心に伝えるとよいでしょう。開発インターンは外国籍のメンバーが交じることもあるため、英語が話せるのであれば合わせてアピールすることをおすすめします。