楽天の面接対策・質問例まとめ
目次
- 楽天の本選考面接について
- 面接の選考対策
楽天の本選考面接について
楽天の本選考面接は基本的に東京で行われます。交通費は支給されませんが、遠方の場合はSkype面接を実施することが可能です。
グローバルであることを志望動機にする人も多いですが、国内で成功したビジネスを海外に輸出するビジネスモデルのため、海外で(場所にこだわって)働きたいという主張をするとミスマッチとなる可能性が高いので気をつけましょう。あまり際立った経験でなかったとしても、高い目標を立て創意工夫し改善をしたといったプロセスを伝えられれば問題ありません。また、必ずしもITに詳しい必要はありませんが、事前に楽天の新しいサービスやテクノロジー関連の常識的なニュースはチェックしておくことをおすすめします。
選考フローは以下の通りです。
エントリーシート(ES)→webテスト・筆記試験→1次面接→小論文→2次面接→3次面接
※面接は人事面談等をふくめて4回の場合もあります。4次面接がある場合は、基本的には意思確認のみです。
面接の選考対策
1次面接(総合職)
面接官
1名
学生
2~3名(Skypeの場合は1名)
内容
面接時間は20~30分程度で、学生時代に頑張ったこと、困難を乗り越えた・目標達成した経験志望動機、長所短所などオーソドックスな面接です。最後に逆質問の時間があることもあります。
雰囲気
穏やかな雰囲気
アドバイス
1人あたりの時間も短く、深掘りされることもあまりありません。基本的なコミュニケーション能力を見られる面接だと言っていいでしょう。楽天は採用人数も多く、応募者の志望度もまちまちなため、企業研究・自己分析を少しでも実施するだけで他との違いを出せるはずです。加えて、チャレンジ精神や楽天の社風に合っているかどうかについても見られるので、気をつけてみてください。
1次面接(エンジニア)
面接官
1~5名
学生
1名
内容
面接時間は20~40分程度で、最後に逆質問の時間もあります。
雰囲気
穏やかな雰囲気
アドバイス
エンジニアの場合は中途とほぼ同じ採用フローになるので、応募した部署により面接形式は異なります。詳しい知識を詳細に問われる場合もあれば、過去の開発経験をさらっと聞かれるのみであとは学生時代に頑張ったことや志望動機中心の場合もあります。必要があれば、自分の制作物のデモなどが見せられるよう準備しておくと良いでしょう。
2次面接(総合職)
面接官
1名
学生
1名
内容
20~30分で内容は1次面接と同様です。逆質問の時間も15~20分ほどと長めにあります。
雰囲気
穏やかでカジュアルな雰囲気
アドバイス
1次面接は若手が担当することが多いですが、2次面接は比較的年次の高い社員が対応します。志望動機は問われないこともありますが、楽天のビジネスモデルや文化の理解、入社への熱意などは必要になります。「成功のコンセプト」をに合ったコンピテンシーを持っているかどうかを判断する面接となります。あらかじめ調べたり、任意参加の説明会に出てみたりするのも良いでしょう。楽天ではどの事業に関心があり、入社したら具体的に何がしたいのか、またはいま展開しているサービスで改善すべきことなどを問われることもあります。企業研究も重要なポイントです。
2次面接(エンジニア)
面接官
1名
学生
1名
内容
30~40分程度で、これまでの開発経験や志望動機の質疑応答があります。また、所属部門の技術的な説明をされた後、やってみたいことなどを答える場面や、ホワイトボードで解くアルゴリズム問題など技術的な質問もあります。
雰囲気
穏やかな雰囲気
アドバイス
所属する部門の部門長や主任級のエンジニアが面接を担当します。これまでの開発経験が少ない場合は、現在の研究内容などが代わりに深く質問されるので準備しておきましょう。
3次面接(総合職)
面接官
1~2名
学生
1名
内容
30分の個人面接で、これまでの面接内容とほとんど一緒ですが、より深く切り込まれます。
雰囲気
これまでと比較すると厳かな雰囲気
アドバイス
執行役員クラスが担当し、人によってはやや圧迫気味なこともある面接です。質問項目はこれまでと大差ありませんが、きついが大丈夫なのか、もし落ちたらどうするか、他の業界は受けるのか、楽天の弱み、楽天を今後どうしていきたいのかといった答えにくい質問や、今後タブレットはどうなるか、インターネットはどうなるかなど抽象的なことも聞かれます。1次面接と比べれば十分な時間があるので、慌てずに考えながら答えていくことをおすすめします。また、人事面談で面接のフィードバックを得られることがあるので、大いに参考にしましょう。
3次面接(エンジニア)
面接官
1名
学生
1名
内容
30分程度で、入社してからやりたいこと、どのような仕事がしたいか、どんなキャリアパスを歩みたいかなど、技術面以外のことが問われます。逆質問の時間もあります。
雰囲気
和やかな雰囲気
アドバイス
執行役員など職位の高い社員が面接官です。相手が非エンジニアであることを念頭におき、わかりやすい言葉でまとめていくとよいでしょう。エンジニアの場合は小論文が課されないこともありますが、念のため「成功のコンセプト」は読んでおいたほうがいいかもしれません。