ソニーの面接対策・質問例まとめ

目次

  • ソニーの本選考面接について
  • 面接の選考対策

ソニーの本選考面接について

ソニーの2014年~2016年の採用における競争倍率は、技術系が20倍程度であるのに対し、事務系は150倍にも及びます。

技術系
男性:23.49倍 女性:20.04倍
事務系
男性:140.20倍 女性:154.28倍

ちなみに、2016年4月入社の社員のうち、総合職が58名・技術職が214名でおおよそ1:4の割合です。難関企業かつ非常に高い倍率であると言えるでしょう。

採用像は、「人々の活にインパクトを与える新しい商品やサービスを世の中に送り出せる人」です。

選考フローは以下の通りです。

エントリーシート(ES)→webテスト・筆記試験→1次面接→2次面接→3次面接

技術職では3次面接後にグループワークを実施した年もありました。

面接の選考対策

1次面接(事務系)

面接官

1名

学生

1名

内容

30分程度の面接です。学生時代に頑張ったこと・学んだこと、志望動機・企業選びの軸、ソニーでやりたいことなど、基本的にはESに沿って問われます。逆質問の時間もあります。

雰囲気

話しやすく和やかな雰囲気(学生側も私服で参加できます。)

アドバイス

学生時代に頑張ったことと、その深掘りが中心です。ほとんどの場合逆質問の時間があり、その時間も長めであることが多いのがソニーの特徴です。自分の伝えたいことだけでなく、何を聞きたいか予め考えておくと良いでしょう。

1次面接(技術系)

面接官

2名

学生

1名

内容

30分程度で、研究テーマについての質疑応答と、志望動機(ESに沿った質問)、逆質問が聞かれます。人によっては時間が50分程度まで長くなることもあるようです。

雰囲気

和やかな雰囲気です

アドバイス

面接の構成は、学生間で共通です。研究内容の説明の際は、ホワイトボードが利用できる場合もあります。面接官は研究内容についてある程度理解できている場合が多く、研究の独創性や、実際ソニーの製品でどのように役立つかなどについて聞いてきます。研究についての質疑応答の時間が長いので、発表内容を精査して、面接官の専門分野に合わせた回答パターンを幾つか用意しておくと良いです。入社後何をしたいのかも問われますが、第2希望・第3希望の部署の社員との面接である場合もあるので、相手の所属をある程度把握しながら話すのがおすすめです。

2次面接(事務系)

面接官

1名

学生

1名

内容

30分程度で、1次面接と同様の内容に加え、希望職種や、自分がその職種を通じてどうソニーに貢献できるかについて聞かれ、最後に逆質問があります。英語経験について問われることもあります。

雰囲気

穏やかな雰囲気

アドバイス

会話調で進む和やかな面接です。面接官もプロダクトやサービスに思い入れがある場合が多く、ソニーへの志望動機を論理的に語ることに加え、実際にソニーでどのように活躍したいかという夢を具体的に伝えられるようにしましょう。逆質問は毎回あるので、前回の面接で答えにくかった点などについて聞いてみるといいでしょう。また、他社の選考状況や英語経験(英語を使うことに抵抗はないか)などについても問われる事があります。

2次面接(技術系)

面接官

2~5名

学生

1名

内容

45分で、1次面接と同様の内容です。学生時代に研究以外で取り組んだことがあれば、そちらへの質問比重が高いことが多いようです。

雰囲気

和やかな雰囲気

アドバイス

内容は1次面接とほとんど変わりません。特に、ソニーのどの分野・技術・商品に携わっていきたいか、その理由について具体的に答えられるようにしましょう。不明点があれば、面接官との対話の中で深めていくといった形でも構いません。技術職の場合は、大学での研究の取り組み方がそのまま仕事に反映されるため、研究の成果だけでなく、研究課題の設定の仕方や研究プロセスの管理、周囲の巻き込み方なども含めてまとめると良いです。

2次面接で内定が出ることもあり、実質最終面接となることも多いです。ジョブマッチングで選考が進んでいる場合は、別の部署でもう一度面接が行われることもあります。

3次面接(事務系)

面接官

1~2名

学生

1名

内容

30分で、最後は個室での面接となることが多いです。研究内容・学生時代に頑張ったこと、志望動機や就活の軸、ESに記載した内容や、逆質問など、これまでとほぼ変わりません。

雰囲気

穏やかな雰囲気

アドバイス

最終面接は会議室のような場所で行われますが、これまで通り和やかで話しやすく、ジャッジよりは意思確認のような雰囲気です。2次面接では1次より志望度について詳しく聞かれますが、3次面接では全体を通してバランス良く聞かれます。最後ですが特に細かい深掘りがなされるといったことはないため、自分からアピールポイントを伝えていく必要があります。他社の選考状況や志望度などを話して終了です。