ソニーインターンシップの選考対策

目次

  • ソニーのインターン選考対策
  • 選考フロー
  • エントリーシート(ES)対策
  • 面接対策
  • インターンシップ内容

ソニーのインターン選考対策

ソニーのインターンは、大きく分けて3つに分かれています。Open Houseと呼ばれる1dayプログラム、各コース数名程度で実施される2週間程度のInternship、 2~4日程度で行われるWorkshopです。

選考フロー

エントリーシート(ES)→1次面接

※プログラムによっては、面接無しで参加できるものもあります。

エントリーシート(ES)対策

エントリーシートを大手企業で初めて導入したのがソニー(1991年)です。自分のこと、仕事のことを事前にしっかり考えてからエントリーしてほしいという目的のもと、エントリーシートによる選考が始まりました。当時は、オープンな採用手法であるとして注目が集まったようです。

ESの設問は、全プログラム共通の質問が2問程度。インターンシップ・ワークショップの場合は追加で、参加するプログラムのテーマに合わせた個別設問1~2問となります。

とにかく、ソニーの企業研究や競合他社の研究が進んでいなければ書けない内容であることがほとんどです。IR資料、有価証券報告書、アニュアルレポートなどの投資家向け資料には、近年の施策や課題点、今後の経営計画がまとまっているので、これらをきちんと読み込んで書くようにすると説得力が高まるでしょう。

面接対策

30~40分程度で、各コースのESに記載した内容や、インターン志望のきっかけ、学業(ゼミや研究等の専門分野など)について問われます。逆質問の時間もあります。

居住地などによっては、Skypeでの個別面接が行われることもあります。自己紹介や学生時代に頑張ったことよりは、各コース別のES課題(例:ソニーの製品を提案するなど)について深掘りされることが多いです。提案については、その場で他の案を求められることもあるので、ESには書かなかった案についても思い出しておくと良いです。

また、技術職の場合は研究内容、将来性や応用性などについても聞かれます。ソニー製品についても意見を聞かれる事があるので、好きな製品や気になる製品、その技術などについて事前に調査しておきましょう。

インターンシップ内容

以下、2016年度のインターンシップについてまとめます。特に技術系は、求められるスキルが細分化しているので、事前によく確認してください。

参加条件

大学1年生以上の学生

交通費

遠方から参加する場合は、交通費補助・宿泊施設の用意あり

Open Houseプログラム詳細

いずれも1dayプログラムです。

事務系

調達(各回15名×2回) 知的財産(30名)

技術系

  • コンスーマーカメラ(各回30名×4回)
  • BtoBビジネス・医療機器(各回30名×4回)
  • 医療機器(15名)
  • テレビ・ビデオ・オーディオ(各回36名×2回)
  • スマートフォン/スマートプロダクト(各回30名×2回)
  • イメージング&センシングデバイス/ディスプレイデバイス/素材材料(各回50名×2回)
  • 電気設計技術(シミュレーション/自動設計/AIなど)(各回20名×4回)
  • 生産技術(20名)
  • 調達(各回15名×2回)
  • 知的財産(パテント)(30名)
  • ロボティクス/システムソフトウェア/次世代通信/次世代商品開発【研究開発】(30~40名)
  • インタラクション・ ヒューマンセンシング/システムソフトウェア/コンピュータビジョン【研究開発】(30~40名)
  • 人工知能・機械学習/インタラクション・ ヒューマンセンシング/音声・自然言語処理【研究開発】(30~40名)
  • ロボティクス/オーディオ・アコースティックス/音声・自然言語処理【研究開発】(30~40名)
  • オーディオ・アコースティックス/映像・コンピュータグラフィックス/次世代通信/次世代商品開発【研究開発】(30~40名)
  • 人工知能・機械学習/映像・コンピュータグラフィックス/コンピュータビジョン【研究開発】(30~40名)

Internshpプログラム詳細

いずれも2週間のプログラムです。

技術系/商品開発設計

  • 商品開発・設計(ソフトウェア) 【コンスーマー向けカメラ】(5名)
  • 商品開発・設計(電気・信号処理/メカ) 【コンスーマー向けカメラ】(各10名)
  • 商品開発・設計(光学) 【コンスーマー向けカメラ】(3名)
  • 商品/サービス開発・設計(ソフトウェア)【BtoBビジネス】(10名)
  • 商品開発・設計(電気・信号処理)【BtoBビジネス】(10名)
  • 商品開発・設計(メカ・光学)【BtoBビジネス】(5名)
  • ソフトウェア開発設計 【FeliCa】(1~2名)
  • 商品開発・設計(情報/電気・電子/機械・物理)【医療機器/研究機器】(各3名)ソフトウェア設計【オーディオ・ビデオ】A,B(各1名)
  • スピーカー・音響エンジニアA,B(各1名)
  • メカ設計【オーディオ・ビデオ】A(2名)
  • メカ設計【オーディオ・ビデオ】B(1名)
  • メカ設計【オーディオ・ビデオ】C(3名)
  • ソフトウェア開発 【スマートフォン】(5名)
  • ハードウェア設計 【スマートフォン】(10名)
  • ソフトウェア設計 【LSI・イメージセンサー】(10名)
  • 信号処理 【LSI・イメージセンサー】(8名)
  • アナログ回路設計 【LSI・イメージセンサー】(7名)
  • デジタル回路設計 【LSI・イメージセンサー】(5名)
  • 電気設計 【ディスプレイデバイス】【車載用カメラ】(各2名)
  • メカ設計【車載用カメラ】(2名)
  • 電気設計技術(シミュレーション/自動設計/AIなど)(1名)

技術系/研究開発

  • 研究開発(生命科学)【医療機器/研究機器】(2名)
  • 研究開発(工学)【医療機器/研究機器】(1名)
  • 半導体デバイス・プロセス(12名)
  • システムソフトウェア【研究開発】(2~3名)
  • 音声・自然言語処理【研究開発】(2名)
  • ユーザーインターフェース【研究開発】(2名)
  • ヒューマンセンシング・知的アプリケーション 【研究開発】(3名)
  • 人工知能・機械学習【研究開発】(3名)
  • 次世代通信【研究開発】(2名)
  • 映像・コンピュータグラフィックス【研究開発】(1~2名)
  • コンピュータビジョン【研究開発】(3名)
  • オーディオ・アコースティックス【研究開発】(1~2名)
  • 次世代商品開発【研究開発】A,B(各2~3名)
  • 次世代商品開発【研究開発】C(1名)

技術系/品質保証・知的財産

  • 品質保証【イメージングプロダクツ】(5名)
  • 品質保証(信頼性解析・技術開発)(2名)
  • 知的財産(パテント)(10名)

事務系

  • 企画マーケティング 【BtoBビジネス】(1~2名)
  • 知的財産(ライセンス)(4名)

Workshopプログラム詳細

Business Master Program Oneday

  • 事業戦略と経営管理(60名)
  • グローバルマーケティング戦略(コンスーマーエレクトロニクス)(60名)
  • グローバルマーケティング戦略(B to Bビジネス)(60名)
  • プロダクト&サービスプランニング(60名)

Business Master Program Professional

  • 経理コース(20~30名)
  • 財務コース(20~30名)
  • 法務・通商コース(20~30名)
  • リレーションズコース(広報、Investor Relations・Shareholder Relations、渉外)(20~30名)