野村総合研究所(野村総研・NRI)の年収・初任給について

野村総合研究所(野村総研・NRI)の年収

野村総合研究所(野村総研・NRI)の年収は、外資系金融や、外資コンサルなどと比べるとやや低い水準です。ただ、大卒30歳平均月額賃金ランキング(「CSR企業総覧2016」東洋経済新新報社 2015年)を見ると、第4位となっており、日系企業の中ではかなり高水準です。

以下は、平均年収・平均年齢の推移図です。

野村総合研究所(野村総研・NRI)の平均年齢・平均年収の推移図

年収が上がっていると同時に、平均年齢も総合商社等の日系大手企業に比べて速いペースで上昇しています。

一般的に、平均年収が同じである場合、平均年齢が低いほうが生涯賃金が高くなる傾向があります。(例えば、30歳で1000万円と、40歳で1000万円であれば、前者のほうがより給与水準が高いです。)

最新のNRIの平均年収をチェックする際は、額面だけでなく平均年齢も同時に見ていったほうが良いでしょう。

2015年の会社四季報によると、野村総合研究所(野村総研・NRI)の初任給は393位で、日系企業の平均である20.9万円よりはやや高くなります。実際には理系院生として就職する人が多くいるため、修士卒の水準で見ると121位付近となります。

外資系コンサルティングファームのように数年で稼いで退職するのではなく、長年社内で活躍し、年収を上げていくのが基本のスタイルとなるでしょう。