三井不動産の面接対策・質問例まとめ

目次

  • 三井不動産の本選考面接について
  • 面接の選考対策

三井不動産の本選考面接について

三井不動産は、エントリーを行うと社員訪問、トークセッション、オープンセミナーに参加することができます。社員の声や現場の仕事の一部を知ることができ、面接でも非常に役立つのでぜひ活用してみてください。(これを通じて選考が優遇されるといったことは特にないと言われています。)

面接では人生全体を含め、過去の行動事実に基づく本人の資質や価値観が重要視されます。大学時代の自己分析だけでなく、幼少期~現在に至るまでの自己分析を深めておくと良いです。これは、2次面接時のモチベーショングラフ筆記や、最終面接で重要となります。

選考フローは以下の通りです。

エントリーシート(ES)→webテスト・筆記試験→1次面接→2次面接→3次面接

面接の選考対策

1次面接

面接官

中堅社員1~2名

学生

1名

内容

15~30分で、自己紹介、学生時代に頑張ったこと、志望業界・志望企業・志望動機・三井不動産でやりたい仕事に加え、「最後に一言」話せる時間もあります。まれに、三井不動産の中で好きな建物についても聞かれます。

雰囲気

フランクな雰囲気であることが多いですが、面接官によっては威圧感を感じる場合もあります。

アドバイス

学生時代に頑張ったことを深掘りする面接です。選択・決断の理由、苦労、結果、学んだことといった様々な角度から質問されていきます。学生時代のエピソードで深掘りできないときは、面接官から「人生で一番つらかったことは」「どう乗り越えたのか」と、その人の価値観を引き出すような質問をしてくれます。場合によっては中学生時代の経験や、高校生時代の経験も合わせて聞かれることも。過去の行動事実からその人の資質や価値観を見極める、いわゆるコンピテンシー面接です。最後の一言は自己アピールの時間なので、ぜひ積極的に自分の志望度が高いことを伝えてください。志望度が高いこと、自分の魅力が伝わればよいので、定型文のような自己アピールだけでなく、例えば鋭い質問などでも構いません。

2次面接

面接官

40代くらいの社員1名

学生

1名

内容

面接時間は20分~30分です。1次面接と内容はほぼ同じですが、人によっては志望動機については聞かれないこともあります。

雰囲気

和やかな雰囲気

アドバイス

筆記試験を行った後、面接が開始されます。筆記試験では小論やモチベーショングラフを書く設問もありますが、これは2次面接では利用されません。

内容は1次面接同様、深掘りの続くコンピテンシー面接形式です。自分のことについてどんどん聞かれるためつい長時間話してしまいすが、端的に答えることを忘れないようにしてください。そのことでテンポよく会話が進むというメリットもあります。学生が実際に働いている姿が想像できるか、具体的には人との関わりの中で粘り強く目標をやりきれるか、三井不動産について良く知っているか、といった点が重要になります。

3次面接

面接官

役員クラス2~5名

学生

1名

内容

30~40分程度で、1次面接と内容はほぼ同じです。人によっては志望動機については聞かれないこともあります。最後にやはり逆質問、自己PR等自由に話せる時間があり、終了です。

雰囲気

部屋の雰囲気は荘厳であるものの、和やかな雰囲気

アドバイス

2次面接の筆記試験で書いたモチベーショングラフや小論文を中心に、これまでと同様人間性を深掘りされていきます。重要文化財である三井本館の部屋で、面接官との距離も遠く緊張するからか、面接開始前に人事が別室でアイスブレイクをしてくれます。

エピソードの中でも、挫折経験、苦しかったことなど、困難な課題についてどう対処するかが見られます。また、苦手な人とどう接するか、友人と言い争いになったらどうするかなど、ディベロッパーに必要な調整力・人間力を見るような質問もあります。変に取り繕わず素直な姿勢で、人当たりがよい、話していて気持ちいい、明るい、優しい、わかりやすいといった雰囲気が出せると良いです。

「最後に一言」は最終面接でもあるので、ぜひ熱意をアピールしてください。