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ユニリーバ・ジャパンの選考対策・グループディスカッション

目次

  • ユニリーバの本選考対策
  • 選考フロー
  • webテスト・筆記試験対策
  • エントリーシート(ES)対策
  • グループディスカッション(GD)対策
  • 面接対策

ユニリーバの本選考対策

ユニリーバは例年非常に採用数が少なく、全職種で5~10名程度しかありません。そのため選考はかなり厳しいものと思ってください(雰囲気的には非常に和やかです)。ユニリーバは採用人数が決まっていおらず、いい人がいれば取る、と言ったスタンスのため、いかに一緒に働きたいと思ってもらえるかがポイントになってきます。

選考フロー

エントリーシート郵送(ES)→webテスト→エントリーシートweb(ES)→webテスト→グループディスカッション(GD)→ジョブ型選考→1次面接→2次面接

ジョブ型選考はグローバルで共通のプログラムとなっており、参加者は守秘義務が課されます。過去ユニリーバ・ジャパンのHRマネジャーはインタビューにて、個人面接を実施した後、グループワーク・プレゼン・ケース面接等を行う1day選考と語っています。各部門のマネジャー・幹部が3人以上が担当し選考を行います。

webテスト・筆記試験対策

ユニリーバのオリジナル試験は、グローバルで統一して実施されているものです。図形やマークの法則性の問題、データを読み解くタイプの計算問題、英文読解といったものを自宅のパソコンで受験します。一般的なSPI・玉手箱の対策をやっていれば対応できるでしょう。

ES提出時にはTOEIC800点以上が求められますので、英語に不安がある場合はTOEIC800点を軽く超えるくらいの準備はしておきましょう。2015年以前は720点相当でしたが、2016年からは800点に上がりました。

TOEICの点数がない場合は、CASECという365日24時間オンラインで受けられるテストを自主的に実施することとなります。個人受験では1回3,600円で40~50分必要となります。CASECスコア750で、TOEICスコア810程度と言われています。問題数によってスコアが変わるのではなく、正誤率によってテスト自体の難易度が変わっていくテストセンター形式の問題となっているため「すごく簡単だと思ったらスコアが低かった」「最後の方はあまり解けなかったがスコアは高かった」といったことが発生する仕様になっています。

エントリーシート(ES)対策

ESで見るのは以下のようなポイントです。また、これに加えて協調性も重要視しており、リーダーシップに大きく偏っているP&Gとは大きく異なります。

  • 論理的・分析的・概念的に考えることがデキる人
  • 異なる文化やスタイルへ柔軟に対応し、それを楽しめる人
  • “不確定”への許容力があり、その中でも前に進む力がある人
  • パッション、自身とビジネスの成長に強い情熱があり、1年めからストレッチな仕事に挑戦したいこと

マーケティング職で求められるアイデアシートとは、リプトンをはじめてとして具体的なプロダクトが1つ示され、それに対するプロモーションプランを考えるものです。おおむね、以下のいずれかとなります。

  • ユニリーバ・ジャパンのブランドや具体的な製品を一つ取り上げ、製品にどのような改善をするか。(A4の紙1枚をエントリーシートに添付して回答)
  • ユニリーバ・ジャパンのブランドや具体的な製品を一つ取り上げ、広告、プロモーションや販売の方法、店頭での展開について、どのような改善をするか。(A4の紙1枚をエントリーシートに添付して回答)

コピーした上で選考するため、立体や切り絵といった手法はNGですが、それ以外であれば問題ありません。絵やビジュアルに注力するパターン、データや分析でプランを練るパターンなどがあり、どちらであっても通過します。ただクリエイティブなだけでなく、ビジネス視点・消費者視点を織り交ぜ論じていくことが大切です。

グループディスカッション(GD)対策

テーマは、ユニリーバの新卒採用を成功させるためにはどのようにすればいいか、といったユニリーバ・ジャパンに関連するものが基本です。ガツガツとした雰囲気、他人を蹴落とそうといったアピールよりも、チームで一丸となってパフォーマンスを上げようという姿勢のほうが好まれます。他の人意見をきちんと聞き理解した上で発言すること、うまくまとめて課題解決へ導くこと、チームの議論を活性化させることなど、臨機応変に対応できると良いでしょう。事前に「役割分担はしないように」と求められることもあります。

面接対策

ユニリーバでは、コンピテンシー面接(ある行動に再現性があるかを見る)を重視しています。何を感じたのか、どう動いたのか、誰と協力してやっていったのかという点を順を追って簡潔に話せるように準備してください。考えた深さと、試行錯誤の過程が重要です。

どのような思考パターンがあるのか、必要に応じて幼少期から現在に至るまで経験を聞きながら問われていきます。経験だけでなく、「ある場合にあなたならどうするか」といったように仮定を用いてくることもあります。

将来の夢や成し遂げたいことが、ユニリーバの志望職種とどうつながっているのかを、熱く語るようにしましょう。あらゆる角度から問われたことが、最後には「ユニリーバで働くほかない」といった結論にたどり着けるレベルになれば、内定を獲得できるかもしれません。 過去、最終面接はすべて英語だったという年もあるため、スピーキングに自身がない場合は事前にトレーニングしておきましょう。