モルガン・スタンレーの年収・初任給について

目次

  • モルガン・スタンレーの年収
  • 初任給

モルガン・スタンレーの年収

三菱UFJグループからの出資を受ける前のやや古いデータではありますが、年収の目安は以下の通りです。上記に加え、ボーナスの支給もありました。

アナリスト
700万円
アソシエイト
1000万円
ヴァイスプレジデント
1400万円
エグゼクティブディレクター、マネージングダイレクター
~1億円超

これは、日系の金融機関に比べても相当高い水準と言えるでしょう。ただし、モルガン・スタンレーに採用された後は、関連会社に配属されることとなり、その状況によっては給与が 大きく変わるリスクも有ります。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券はMUFG60%・モルスタ40%の出資、モルガン・スタンレーMUFG証券はMUFG49%、モルスタ51%の出資比率であること、またMUFGはモルガン・スタンレー自身(本国)に対しても22%の出資を行っていることから、これまでのモルガン・スタンレーの給与水準は大きく変化している可能性があります。。

ゴールドマン・サックスに比べると、やや年収水準が劣る点は否めませんが、その一方で投資家はモルガン・スタンレーの事業戦略に高い評価を下しており、モルガン・スタンレー株はゴールドマン・サックス株より大きく値上がりしています。今後の業績によりボーナスも変動してくるでしょう。

初任給

初任給は公表されていませんが、およそ35万円程度と言われています。外資金融ならではの圧倒的な実力主義と成果給の制度で、数年で年収1000万位上の差がつくこともあります。

ゴールドマン・サックスは、高い職位の従業員を削減してコストの安い若手を高めの初任給で積極的に採用する施策をとっているため、モルガン・スタンレーよりも初任給が高く50万円ほどの水準です。ただし、GSは毎年5%の従業員を解雇するという人事上の施策もとっているなど、単純に比較できない事情もあります。