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富士フイルムの選考対策・グループディスカッション

目次

  • 富士フイルムの本選考対策
  • 選考フロー
  • webテスト・筆記試験対策
  • エントリーシート(ES)対策
  • グループディスカッション(GD)対策
  • 面接対策

富士フイルムの本選考対策

富士フイルムでは、行動に対する「想い」や、経験を消化し自分で表現できているかなど人間性面が広く評価されます。一般的な志望動機や自己PRに加え、面接後半では幼少期からの経験も合わせて聞かれるので、事前に自己分析とエピソードの整理が重要です。

個別の事業内容について詳しく聞かれることはありませんが、近年事業の多角化が進んでいるので、最新情報はアニュアルレポートなどでキャッチアップしておくと良いでしょう。

技術職の場合は、本格的な技術面接が実施されます。就活対策をするというよりは、日頃の研究に打ち込んで専門性を高め、それを説明する力をつけることがそのまま選考対策となるでしょう。また、技術職のみGDがある珍しい企業でもあります。

選考フロー

事務職

エントリーシート(ES)→webテスト→テストセンター→1次面接→2次面接→3次面接(→4次面接)

技術職

エントリーシート(ES)→webテスト→グループディスカッション(GD)→1次面接→2次面接

※GDは、推薦応募の場合スキップする事ができます。

webテスト・筆記試験対策

本選考で行われるテストセンター形式のSPIについては、一般的な対策を行えば十分です。問題なのはeF-1Gです。webテストの一種で、251問の性格診断(20~40分ほど)と、19ブロック114問の能力テスト(約30分)からなります。内容は連想ゲームのような問題や、◯◯の使い道を書き出すといった問題、空間把握、IQテストのようなものまで様々です。一意の解に帰結しない問題もある上、時間もやや厳しいので、消去法で解いていくというよりは、多少自信がなくてもテンポよく解いていったほうが良いでしょう。

エントリーシート(ES)対策

事務職

主な設問は、学生時代の取り組み、今までに直面した困難、仕事とはの3つで、それぞれ400字です。文章の論理性が重要なのはもちろんですが、「学生時代の取り組みに想いを感じるか」「経験や学んだことを自分の言葉で表現できているか」など、行動・結果・改善のすべてを自分ごととして吸収できているかが見られます。

技術職

大きく分けると学生時代の研究、努力して乗り越えた困難、希望する仕事の3つで、それぞれ200~300字です。総合職より字数は少ないものの、例年設問数はやや多くなっています。こちらも文章の論理性が必要なのは総合職と同様ですが、特に学生時代の研究等に対して深く考えた取り組み方ができているかどうかが非常に重要になります。学部生は難しいかもしれませんが、可能であれば専門性もアピールできると良いです。

グループディスカッション(GD)対策

技術職のみ、60分程度で、志望動機・自己紹介や研究内容を話した後に、4人ほどでグループディスカッション(GD)を実施します。

GDのテーマは「社会貢献について」で、ここ数年は変わっていません。自分の研究内容について各自が軽く紹介したあと、その内容を考慮した上で社会貢献について話します。進行がきっちりしていないため、他人の話を理解した上で、自分で議論を進めていくくらいのつもりがちょうどよいでしょう。

面接対策

事務職の場合は、学生時代頑張ったことについては、自己PR、困難・失敗のエピソードなど、比較的答えやすい形式で質問されます。長所と短所については、それぞれ自分自身のエピソードや、他人からはどう思われているかなどを語れるようにしてください。志望動機は、入社したらやりたい仕事や具体的な職種についても合わせて聞かれるので、事前に企業研究を進めておくと良いでしょう。富士フイルムを知ったきっかけについて問われることもよくあります。

幼少期からの生い立ちや、短所を含めた人間性を見るような質問が多くなります。外向きのエピソードだけでなく、これまでの経験がどう今の自分につながっているかを見ようとしているので、改めて人生全体の自己分析をしておくとよいでしょう。事前のアンケートには、可能であれば答えやすいエピソードのあるものを記載しておくと話しやすいです。

技術職の場合は研究で困難だったこと、その研究は何に役立つのかなど、技術系の採用では一般的な内容の質問に加え、技術系の社員が学会のように鋭い質問や突っ込んだ質問をしてきます。ただし決して圧迫というわけではありません。相手との専門分野の距離を見極めながら、質問に対する論理的な回答ができるよう日頃から研究を深めていくほかありません。研究に対する取り組み方よりは、専門性の高い内容をどれだけ理解し、説明できるかが見られています。