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本質を追求し、自走できる環境が、自らのVision実現を加速させる

国内外でビジネスを急成長させている注目ベンチャー、Waqoo。若く優秀な人材が多く集まる、同社の組織の特徴や強みはどこにあるのか?若手人材に大きな期待を寄せる代表取締役社長の井上氏、人事総務グループの高谷氏が、自身の想いを添えて語った。

Jun, 24, 2020

株式会社Waqoo

井上 裕基 氏 ・ 高谷 淑恵 氏

100人の事業家が育ち、一人ひとりが嬉々として働ける場を創る

井上 私が創業当初から抱き続けているのは「100人の事業家を育てたい」という想いです。Waqooはそのために必要な、社員の成長と社会貢献の機会を提供する場であり、私の役割は「場を創ること」です。どれほど会社が大きくなっても、100人の事業家が同じ志で一つひとつの組織を運営していけば、私たちが大切にする価値観を大事にしながら、成長を続けられると考えています。

 社会人になって一番辛いのは、機会を与えられないことです。私自身もそのような時期を過ごしたことがあり、「やる気を持て余している若い優秀な人材に、最良の機会を与えたい」という事が創業の背景にあります。

 ヴァージン・レコードやヴァージン・アトランティック航空で有名なヴァージングループの創設者に、リチャード・ブランソンという人がいます。これまで幾つもの会社を立ち上げ、グループ経営をしています。彼は、社員のことをものすごく大事にしていて、世界中にあるグループ拠点を飛び回りながら、「働く一人ひとりが幸せであるか」「嬉々として働いているか」ということに、常に気を配っているそうです。

 私が理想としているのは、まさに彼のような経営スタイルです。100人の事業家がそれぞれの事業や組織を引っ張り、私は単なるサポート役に過ぎず、メンバーの一人ひとりが主役の会社を創る。そのために同じ目線や想いで事業や組織を育てていくことのできる、真のビジネスリーダーがもっともっとたくさん必要だと考えています。

本質的な価値を追求し、真正面から人と向き合う組織風土

井上 Waqooの社員は全員が自走型なので、教育コストが非常に低く、内定者もインターンとして即戦力で活躍しています。また、物事を本質から理解しようとするメンバーが多く、コミュニケーションや意思決定のために費やす無駄な時間が少ないのも特徴です。

高谷  物事の本質を理解して自走する姿勢は、私たちがお客様と向き合う姿勢と共通する部分だと感じています。Waqooが企画から販売までを手がける自社商品は、販売して終わりではなく、ユーザーのリアルな声を集めて、商品の改善改良を繰り返していきます。自分たちが作りたいものではなく、お客様に満足していただける商品を諦めずに追求し続けること。そして、お客様に最高の価値を届けるために本質に向き合うことは、全て同じ価値観から生まれるものだと思っています。

井上  あとは優秀なメンバーと仕事をすると、ガバナンスが効くというメリットもありますね。経営者も人間なので判断がブレそうになることもあります。そういう時に会社全体や社会のことを考え発言し、軌道修正してくれる仲間に囲まれているのは心強いですし、このメンバーに対して、私自身が常に誠実でいなければいけないと気付かせてくれるんです。

高谷  代表は何事にも真剣に向き合うので、少し怖そうな印象を与えてしまうこともあるかもしれませんね(笑)。でも実際は、とても気さくに私たちの意見に耳を傾けて、誰に対しても真正面からぶつかってくれる経営者です。取り繕わずに、人と本音で誠実に向き合うことの大切さを教えてくれます。

 Waqooの良さはVision達成のために何ができるのかということを考え、それに向かってフラットに本質的な議論を進められるところです。一人ひとりが自走しながら、組織愛を持ち合わせている。だけど馴れ合いではないという風土は、働いていてとても心地よいと感じる部分ですね。

徹底的に自己に向き合い、人生に必要な学びを得る機会

井上  Waqooでは相互理解を深めることを重視しているので、学生のみなさんには様々な社員と繰り返し面談をしてもらっています。また、選考の最終フェーズには一人ひとりに合ったインターンプログラムを用意し、「自分が本当にやりたいことは何なのか?」という問いに向き合う機会を提供しています。

 特に「起業する選択肢もあるけど、ただ起業するだけではつまらない」「今の自分のアウトプットに満足していない」など、優秀で大きなエンジンを積んでいるのに、どこか物足りなさを感じている学生にとっては最良の機会だと思います。

 一人ひとりが「自分が本当にやりたいことは何なのか?」という問いに向き合い、自分にとっての最適手を明確にできるように、私から具体的なフィードバックをすることもあります。そうして当社のインターンシップを通じて、自分自身を丸裸にするくらい徹底的に自己に向き合った結果、本来やるべきことに気付いたり、居場所が見つかったりすることが何よりも大事だと考えています。もちろんWaqooに入社する人もいれば、起業を志す人もいたりと様々ですが、採用活動は社会貢献の一環であると考えているので、私たちが惜しみなく時間を投資するだけの価値があると思っています。

即戦力として難易度の高い課題に取り組む意思決定

高谷  私は入社して以来、新卒採用に携わっていますが、入社前に井上からは「人事は向いていると思うけど、まずは事業を経験した方が良い」と言われていたんです。ただ当時学生だった私はどうしても諦めきれず、「なぜ人事をやりたいのか」という想いを井上に直接打ち明けました。Waqooに入社するためには「自分がやりたいことを明確にして臨まないと、絶対に内定は得られない」と思っていたので、私なりに必死に考え抜いたという自負があったからです。

 当時はちょうど人事部を立ち上げるタイミングだったので、そこに新卒をいきなり配属するのはチャレンジングな意思決定だったと思います。しかし、結果的には「そこまで考えているのなら、やってみたらいい」と、新卒採用を任せてもらうことになりました。そんな風に常に自分や仲間と向き合いながら仕事をしていると、自分の可能性を信じ、周囲からもその可能性を信じてもらえるようになるのだと思っています。

 今年入社した3名の新入社員も、当社の選考過程で自分や仲間と本質から向き合い、入社を決めたメンバーたちです。それぞれが自らの意思決定に従い、早々にインターンを始めたり、入社時期を早めたりした結果、すでに即戦力として活躍してくれています。そのうちの一人は内定者インターンで海外事業を任されて、現地で展示会などを取り仕切り、その後も難易度の高い業務に取り組みました。最終的には内定者にも関わらず月間MVPを獲得するなど、大きな成果をあげています。

井上  新しく入るメンバーには、入社した瞬間から当事者意識を強く持ち、難易度の高い課題に取り組んでもらえたらと思います。一人ひとりの活躍が非常に重要なので、その分積極的に大きなチャンスを共に創り上げていきたいですね。まずはサマーインターンシップを通して、Waqooの社員やその価値観に触れてもらえたら嬉しいです。

Waqooについてもっと詳しく知りたい方はこちら

Interviewee

井上 裕基 氏

いのうえ・ひろき

株式会社Waqoo

代表取締役社長

1998年立命館大学卒業。日本オラクル株式会社へ入社。2003年アクセンチュア株式会社に入社した後、株式会社サイバーエージェント等で事業立ち上げに従事。2007年7月株式会社Waqoo設立。代表取締役に就任。EO(世界的起業家団体)所属。ソフトバンクアカデミア所属。松下幸之助塾卒業。

Interviewee

高谷 淑恵 氏

たかや・よしえ

株式会社Waqoo

人事総務グループ

2014年に新卒2期生として入社。最終面接時に自ら志願し、人事ポジションを獲得。その後、人事部そのものの立上げに参画し、新卒採用をはじめ中途採用、制度設計、労務、総務業務と管轄領域を拡げる。現在は社長直下で責任者として活躍中。