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最高のビジネスづくりの環境で、本気の仲間と共に考え抜き、ビジネスに向き合う

最高峰・最難関と名高いディー・エヌ・エーの新規事業立案サマーインターンシップ。学生当時、同社のサマーインターンに参加 したディー・エヌ・エーの主要子会社・株式会社 DeNA Games Tokyoの代表取締役社長 井口氏が語る、「本物の実力」とは。

Jun, 01, 2019

株式会社ディー・エヌ・エー

井口 徹也 氏

ビジネスの本質を知り、 夢中になった

8年前の夏、法学部の3年生だった僕には、将来に関して三つの選択肢がありました。ロースクール、官僚、そしてビジネス。その中でもっとも想像がつかなかったのがビジネスの世界です。ビジネスについて何一つ知らなかった僕は、ディー・エヌ・エーのサマーインターンで初めてその奥深さを目の当たりにしました。

参加者として、当時の自分が感じたディー・エヌ・エーの特徴は大きく三つあります。

ひとつめは、ビジネスに関する考え方が徹底しているということ。全員が一つの事業創りに本気で向き合っているので、学生か社員かという立場の違いに関係なく良いものを創り上げるために意見をぶつけ合うことを尊重する空気がありました。新しいビジネスをゼロから考え立案していく中では、前提知識の豊富さよりも、どうサービスを作っていくか、どうお客様に受け入れられるかを突き詰めて考えることが、根底で求められます。

ふたつめは、数日間、朝から晩まで僕らに向き合ったディー・エヌ・エー社員たちの、論理性の高さと目的思考の強さ。事業の構造をどう創っていくのか、事業として実現させる上でどんな懸念があるのかなど、ビジネスの本質を学びました。この時感じた事業創りの面白さが、結果として僕がビジネスの世界を選ぶきっかけとなりました。

三つめは、ロジカルな上に、情熱があふれていること。たった一度のインターンだからと言って一切妥協はありませんでした。なぜそれに取り組むのか、誰のためにどう実行するのか、徹底的に深掘りを繰り返し、泥臭さを伴いながら結果を突き詰めていく。そこには「インターンだから、ここまでしかやってはいけない。」という制限はありません。むしろ「実際の事業創りに必要な要素はすべて検討するべき。」というスタンスです。

それらを体験する中で、知識ではないビジネスのコアを学び、夢中になりながらその後のインターンでも通じる実力を身につけていくことができました。

そしてもっとも伝えたいのは、当時の僕が得たすべてそのまま現在のディー・エヌ・エーに通じているという点です。最後まであきらめずに徹底的に考え抜く仲間とともに、ゼロから事業を創るチャンスを与えてくれるこの環境で、僕は8年経った今でも、サマーインターンで感じたビジネスの楽しさを日々実感しています。

大切なのはすべてを自分事にすること

どんなタイプがディー・エヌ・エーで活躍できるか?ひとつは、徹底的に考え抜き、工夫して、アウトプットを出せるということです。市場が常に変化し続けるIT産業では、大きな方向性以外答えのない、未知の領域で結果を出すことを求められる場面が多くあります。なので、難題に立ち向かうことを面白いと感じ、深く考え工夫することで自分なりの答えを出せる人には向いているのではないでしょうか。そしてもう一つ挙げたいのが、情熱を持ってやりきることです。インターンでも仕事でも、様々な困難がある中で、最後までやりきれる人がいると、チームが本当に強くなります。なぜ工夫や情熱について語るかと言うと、それはディー・エヌ・エーがベンチャー企業であることと密接につながっているからです。

サマーインターンでは、「なぜ?」「どうして?」と深く問われたり、突き詰めて考えるといいましたが、同じように普段から社員が目的思考をもって考え続ける社風が、ディー・エヌ・エーには根付いています。仕事でもそうして徹底的に考えるということを繰り返していくことで、視座が高くなり、様々なことを任せてもらえるようになります。情熱も同じです。最後まで諦めずに最適な選択肢や方向性を模索し続ける先輩の背中を見て、部下や後輩は育ちます。

ディー・エヌ・エーは「永久ベンチャー」を標榜していますが、その魂は組織の規模に関係なくいまも息づいています。その魂を失わないために大事なことは何かと言えば、あらゆる課題や問題を自分事にしていくということです。

僕自身がそうだったように、学生の多くは答えのある課題を解く作業に浸りがちです。それはそれで面白かったのですが、全く制限がない中で事業のゴールや組織を自ら定義して、模索していくというのは、与えられた課題をこなすより何倍も面白いですね。そこには我々が事業会社であるということも大きく影響していると思いますが、わかりやすく言えば事業を推進しきる責任を負っているということです。責任を負っているということは、自分次第で変えるべきことを変えていけるということです。

ですからディー・エヌ・エーで成長できる条件をひと言でくくるなら、すべてを自分ごとにできる主体性ということになります。それこそディー・エヌ・エーが「永久ベンチャー」である証ではないでしょうか。

最高のビジネスづくりの環境に本気でぶつかってきてほしい

ビジネスとは何か?そう自分に問いかけてみて、最初に頭に浮かんだ単語はお客様である「ユーザー」です。サービスを利用する人にどんな価値を提供できるのか、それは僕がこの6年間毎日考え抜いてきたことであり、今後も考え続けていくだろう大事なテーマです。入社からしばらくの間は、与えられた課題の解決に必死でしたが、現在は課題自体の定義や提供を行う立場となり、自分の裁量を拡張することに夢中です。ゴールや目的のないところから新しいものをつくっていくので、常に刺激を受けていて、まず飽きることがありません。

ディー・エヌ・エーには、最高のビジネスづくりの環境と、そのビジネスに本気で向き合う人たちがいます。今の市場に求められるものは何か。なぜ自分たちがやるのか。新しいビジネスをつくる時、常に問題は山積していますが、だからこそ、それを一つ一つ乗り越えていく過程が一番楽しい。だから、たとえいま自分自身のキャリアやビジョンがぼんやりとしか見えていなくても、とにかく難しいことに立ち向かいたい人、知識ではなく思考力と情熱で徹底的にビジネスを楽しみたい人には、ぜひ挑戦してもらいたいです。

まずは、サマーインターン。2017年もメンターとして参加した自分から、その機会を存分に活かすアドバイスをするとしたら、なりふり構わず本気でぶつかってきて欲しいということです。徹底的に事業とお客様のことを考え抜き、ビジネスのコアの部分を学ぶことで、その面白さを一度味わってしまえば、その後の成長スピードは2倍にも3倍にもなります。ビジネスをゼロから生み出し、育てていくという、今はまだ想像もできないような面白さを味わうことができると思います。

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株式会社ディー・エヌ・エー

Interviewee

井口 徹也 氏

いぐち・てつや

株式会社ディー・エヌ・エー

ゲーム・エンターテインメント事業本部ゲーム事業部副事業部長

1990年生まれ。京都大学法学部卒業。2013年、株式会社ディー・エヌ・エー入社。ブラウザゲームの運用プランナーを経て、2014年より同タイ トルのプロデューサーに就任。その後、アプリタイトルのプロデューサー、企画マネージャーなどを歴任。2017年、株式会社DeNA Games Tokyoの代表取締役社長に就任。現在は株式会社ディー・エヌ・エー、ゲーム・エンターテインメント事業本部ゲーム事業部副事業部長。