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有機的に結びつく事業成長のシナリオ|〝若手経営人材による事業創造〞を可能にする新産業の舞台裏

「高齢社会の加速」という日本が抱える社会全体の課題解決のために突き進む株式会社エス・エム・エス。新規事業の拡大、マーケットの創出、圧倒的に優秀な経営人材の育成を可能にする舞台裏とは?

Jan, 19, 2018

株式会社エス・エム・エス

福田 升二 氏

〝未知の世界〞に適した社会の枠組みを創る

高齢社会が加速している。そう聞いて、自分ゴトとしてとらえること のできる人はどのくらいいるでしょうか。よく誤解されやすいのですが、私たちが展開する事業は高齢社会に伴う社会課題の解決という役割を有していますが、これは決して高齢者だけを対象にしたサービスではありません。企業理念として掲げているように「高齢社会に関わっている人たち全てが抱える課題を解決する」という壮大なミッションであり、高齢化に起因する問題のすべてに真摯に向き合っています。その答えとして、エス・エム・エスにはこれまで立ち上げてきた多くの事業が存在します。

手当たり次第に可能性がありそうな事業が次々と生み出されてきたのではなく、相互の有機的な繋がりを強化させながら、成長マーケットの中に網目のように事業を生み出し続けているのが、エス・エム・エスの最大の特徴です。必要であれば課題解決のために事業を創り、グループとして解決のスピードを速めて、領域を広げていく。事業創造はあくまでもミッションを実現するための一つの形に過ぎませんが、成長するマーケットであるからこそできるとも言えます。

高齢社会の課題を解決するというミッションは、すなわち現代の日本に残された数少ない成長マーケットを牽引するということでもあります。また同時に、世界で誰も経験したことのない未知の社会の枠組みを創ることでもあるのです。

経営プロセスから生まれる仮説検証力

課題解決とひと言で言っても、さまざまなアプローチがあります。画一的なフレームワークが当てはまるのであれば良いのですが、過去から続くさまざまな事象が複合的に絡み合った課題の場合は、いま目に見えている課題が、今後社会構造の変化に伴ってどう変わるのか?長いスパンの中で自分たちがどう関わって、どう解決していくのか?表面的な解決ではなく、真の意味での課題解決に導かなくては意味がないと考えています。

先ほどお話ししたように、私たちは世界で誰も経験したことのない未知の課題に日々向き合っています。つまり、「わからないことだらけ」。その中で変化を読み取り対応する力が試されます。そこで重要となるのは仮説を立てて、その仮説を含んだ計画を実行しきる実現力です。「やりきる力」と言い換えてもいいかもしれません。

すべてが仮説含みで進む中で、この実現力が無ければ正しい検証ができません。もしもうまくいかなかったときに仮説が間違っていたのか、あるいは実行力が無かったせいなのかの見分けがつかなくなるからです。スピーディに事業を立ち上げていくためには「仮説を実行しきる」ことが欠かせないのです。

私たちはこのような力を社員全員が持てるように、経営プロセスという考え方を人材育成に取り入れています。これは一般的には企業の経営者が用いる手法であり、入社直後から個々のレベルに応じた環境設定を 施したうえで経営者が行う思考に近いプロセスを「体感」させています。変数が多い領域で仮説を立ててそれを検証し、その結果として確実に繰り返し成果を出すことができるかどうか。これができるようになると、確からしい成長が見られるようになります。

新卒4年目で数十億円の予算を持って事業を推進している若手社員がいますが、彼はこの仮説検証力が圧倒的に強かった。個人として成果を出せるようになったら部下をつけてチームでの成果を追求させます。役割を広げること、ゴールへのアプローチの難易度をどんどん上げていくことで成長スピードを促しています。

3か月前の自分の戦略が「ダサく感じる」変化の醍醐味

成熟しきったマーケットではなく、新たに生み出されるマーケットで事業を創り、成長し続けているエス・エム・エスだからこそ、そこで働く自分自身の変化をダイレクトに実感することができます。ついこのあいだ立てた仮説に基づく戦略が、たった3ヵ月後にはダサく感じる。それくらいのスピードで変化していけるのは、手探りで始めたことであっても、実行力によって「わかる」ことが増えていくからです。さらにそれを何度もフィードバックすることによって仮説や前提のズレに気づき、そのスピードと回数が劇的な変化をもたらします。

ただ、このような変化は誰にでも訪れるものではありません。フィードバックをきちんと受け止めることのできる素直さ、その意味を理解することのできる地頭の良さ、仮説含みの戦略を実行に移せるだけの行動量の3つの要素が絶対的に必要です。また、前述の要素に加えて、誠実であることが何にもまして重要です。

社会の課題解決をミッションに掲げ、中長期で大きくインパクトを与え続 けることのできる会社であるためには、社会貢献と収益のバランスをどうとっていくかが非常に大切なポイントとなります。複数の事業を走らせる中で、事業フェーズによっては社会貢献に寄ったり、収益力強化に寄ったりということがあります。一事業でバランスが取れない場合は、複数のサービス群としてのバランスを整える。そのような的確な判断をするためのベースに誠実さは欠かせません。

私たちが事業を展開しているマーケットには、若者から高齢者まで多岐にわたる人たちが関わっています。いまこの瞬間も私たちのサービスが必要とされていますし、それらは互いに有機的に結びつくことによって、その価値を高めていきます。

人口減という今後の社会構造の中で、どういう世界を目指すのか。ゴールをどう描くのか。そのための手段としてサービスがあり、新規事業があるわけです。目的と手段を取り違えることなく、私たちが追求する未来の社会のあるべき姿に向かって今後も突き進んでいきたい。今まさにそのための仲間を求めているところです。

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株式会社エス・エム・エス

Interviewee

福田 升二 氏

ふくだ・しょうじ

株式会社エス・エム・エス

事業開発本部長/株式会社エス・エム・エスフィナンシャルサービス代表取締役

1980年生まれ、兵庫県尼崎市出身。神戸大学大学院を修了後、新卒で伊藤忠商事に入社し、国内外でインターネット関連の新規事業開発・投資業務に従事。2013年にエス・エム・エスに入社後、介護領域全体を事業本部長として統括。介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」や介護業界最大規模の求人広告サービス「カイゴジョブ」などの成長を牽引する。同年より、金融支援事業を営む子会社の代表取締役も兼務。