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社会的意義のある高品質なサービス|国内で培った再生ノウハウから進化する人と企業が発展する成長環境作り

コンサルティングサービスの必要性に迫られている日本の中堅中小企業を支えるという、社会的意義のあるビジネスの現場で活躍する山田コンサルティンググループ。総務・人事部マネージャーには仕事の醍醐味を、入社2年目から海外で飛躍する若手コンサルタントには与えられるチャンスの大きさを聞いた。

Jan, 19, 2018

山田コンサルティンググループ株式会社

増田 祥人 氏 ・ 平井 孝明 氏

コンサルタントに求められる圧倒的な当事者意識

増田  山田コンサルティンググループ(以下YCG)はこれまで日本の中堅中小企業を中心にサービスを提供してきました。国内再生案件に強いという特徴はありますが、ご相談いただく内容は多岐にわたります。画一的なコンサルティングでは解決できないようなご要望にも可能な限りお応えしてきた結果、徐々に担える領域が広がり、今のサービス体系ができ上がっています。

従業員やその家族の未来を背負い、企業の成長に対して本当に困っている経営者が目の前にいる。中堅中小企業こそコンサルティングの必要性に迫られている現実を見過ごせない。それが中堅中小企業を中心にコンサルティングを続けてきた理由です。我々はそんな会社が社内に抱える余裕がない経営企画室のアウトソーサーとして機能したい、そう考えています。

かつて私が担当した大企業案件では、社長との面会は限定的で、直接言葉を交わすのは事業部長がほとんど。組織の枠組みに阻まれ、全社として優先すべき課題解決が進まないもどかしさに悩まされました。また、そのために発足する大人数のプロジェクトチームでは、事務的な役割だけを求められるメンバーもいます。そうなれば、それはコンサルタントがやるべきなのか? という葛藤に苛まれることもあります。

一方でYCGのコンサルタントに求められるのは、圧倒的な当事者意識です。一人が担う役割の幅が大きく、常に経営者の正面を向いて働くということは、その分だけ相手の思いに応える大きな責任を負うことになります。その対応にマニュアルはなく、一つ一つの案件、一人一人の経営者に真摯に向き合わねばなりません。

若くして企業の意思決定者と差し向かいで仕事ができるのは、コンサルタントにとって非常にエキサイティングな瞬間です。同時にその難しさもまた、コンサルティングというサービス業の醍醐味そのものなのです。

いつどこでも変わることのない信念と、いち早く成長を実感できる環境

平井  上海に駐在して6年目になりますが、海外赴任を言い渡されたときは不安もありました。何しろ当時の私は入社2年目。大連への留学経験はあったものの、コンサルタントとして日本国内でもう少し経験を積みたい気持ちもありました。そこで驚いたのはYCGの若手に対する大胆なチャンスの与え方です。国内外の案件を問わず20代の責任者は年々増えていますし、たった一人でシンガポールでの開拓を任された28歳(当時)のメンバーもいます。若いうちから一人に対してこれほど大きな仕事に挑戦させてくれる会社は、やはり珍しいですよね。

とはいえ、もちろん文化や商慣習が異なる海外で働くことへの心配も少しありました。例えば労務交渉一つとっても日本と中国ではまるで状況が異なります。過去には、工場移転に伴う従業員との労務交渉が紛糾した途端、会議室に軟禁されてしまったこともあります。軟禁と聞くと驚くかもしれませんが中国では珍しくありません。当初の心配もよそに、今ではそんな異国ならではの経験ができたことも、良かったと言いきれます。

一方で、会社が与えてくれる成長機会を活かせたのは、1年目で培った経験の量が糧となり、今の自分を支えているからだとも感じています。いち早く仕事を覚えたくて、人の3倍は頑張ったといえる自負はありますね。

学生の頃にYCGと出会ってから今でも変わらないのは、日本企業、そして経営者の役に立ちたいという強い信念です。これから何を目指したいかと聞かれることがありますが、答えるとすれば自分がコンサルタントとしてできることをより深め、より広げていきたいという想いだけです。

今後は上海以外にも拠点を増やしたいと考えていますが、場所がどこであれ企業の成長を経営者の側で支えたいという志がブレることはありません。海外にいてもしっかりバックアップしてくれるYCGの柔軟さと安心感があるからこそ、僕ら若手は何でも吸収しようとする貪欲さを忘れず、常にアグレッシブでありたい、そう思っています。

常識を疑う素直さと、疑問を愚直に解決するスピードがある

増田  平井の「コンサルタントとしてできることをより深め、より広げていきたい」という言葉が象徴するのかもしれませんが、人の入れ替わりが激しいこの業界で、当社には新卒入社10年以上の人材が複数名います。これはコンサルティング業界ではかなり珍しいこと。彼らが一人前の知識と経験を身につけても会社を離れないのは、YCGにいれば何でも経験できる土壌があるからでしょう。

これほどまで若手人材に期待を寄せるのは、若さには常識を疑う素直さと、疑問を愚直に解決するスピードがあるからです。そうした能力が、今後はよりグローバルで求められていきます。現にYCGでは、再生コンサル、M&Aに次ぎ、海外案件の比率が増えてきています。

さらに2017年11月には太陽グラントソントングループとの業務提携に基本合意したことを発表しました。グローバルネットワークを持つ国際会計事務所であり、何と言っても私たちと近しい信念を持ったパートナーというのが、今回の提携に至った根底にあります。会社としても日本企業の海外進出支援を強化するためエース級の人材を続々と送り込んでいるというのが今のYCGのフェーズです。

コンサルタント志望者の中には自己信頼性の強い方も多いでしょうが、遅かれ早かれ入社1年目で挫折を味わいます。しかし、くじけそうになったときこそ、そこには飛躍的な成長機会が生まれます。そしてYCGの上司は、そんな時に決まってこうたずねます。「クライアントに対して、君だったらどうしたい?」。一人ひとりの経営者と向き合う血の通ったコンサルタントは、そうした問いに向き合い続ける中で育っていくのです。さまざまな価値観を持った若いひとたちに集まっていただき、社会的意義のあるビジネスの現場で大いに成長してほしいと思います。

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山田コンサルティンググループ株式会社

Interviewee

増田 祥人 氏

ますだ・よしひと

山田コンサルティンググループ株式会社

総務・人事部 マネジャー

明治大学専門職大学院、グローバルビジネス研究科卒業。大手EC企業を経て、中途入社でコンサルティング事業本部に配属、2013年より総務人事部に異動。現在、総務人部採用チームマネージャー。

Interviewee

平井 孝明 氏

ひらい・たかあき

山田コンサルティンググループ株式会社

立命館大学経済学部卒業。新卒入社でコンサルティング事業本部に配属、2012年より上海現地法人に赴任。現在、上海現地法人副総経理。