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国内屈指のギーク社長がBtoBビジネスに熱狂する理由

BtoBビジネスが面白い! そう言い切るのはITエンジニアとして二十数年のキャリアを持ち、ITコンサルティング会社を経営する漆原氏。シリコンバレーとのつながりも深い同氏が、一見分かりにくいBtoBビジネスになぜ熱狂するのか。その魅力を語り尽くす―。

Feb, 02, 2017

ウルシステムズ株式会社

漆原 茂 氏

普段目に触れないBtoBの面白さに気づけるか

皆さんは就職先の候補としてBtoB(Business-to-Business:企業間取引)の企業をどれだけ見ていますか? 消費者向けの商品・サービスを提供する企業と違い、皆さんの目に触れる機会はあまりないでしょう。その分、興味を持ちづらい面があると思います。でも、それはもったいない。なぜならすごく面白いからです。

私たちが手掛ける業務ITは、BtoBビジネスの代表的な例と言えます。いまや企業活動はITによって全面的に支えられています。一度、企業で働いてみると分かりますが、あらゆる業務でシステムを利用している。皆さんが利用している製品やサービスの裏側には必ずシステムが存在しているといっても過言ではありません。

特にビジネスの中枢を担う基幹系システムは社会的なインフラとも呼べる存在です。例えば、私たちが携わっている全日空の国内線予約サイトは年間数千億円の売上高を生み出しています。これは日本国内のネットゲーム市場の売上高に匹敵する規模です。証券会社の取引システムは毎日数億円のお金をやりとりしています。スケールの大きさが分かるのではないでしょうか。

お客さまのシステムを扱うことは、お客さまのビジネスそのものを扱うことに他なりません。もちろんプレッシャーはかかりますが、その分、自分の仕事が社会やビジネスに与えるインパクトも大きい。大きな責任を任されるチャレンジングで面白い仕事と言えます。

前人未到のイノベーションを起こすのは誰か

今、企業のIT活用は新しいステージに突入しています。これまでは会計や人事のように、すでに存在する業務をシステムで置き換えるIT投資が大半でした。一方、これからはテクノロジーがビジネスの形を変えていく時代です。ビッグデータ、人工知能、FinTech、IoT・・・。技術革新が従来の常識を覆していく。例えば、銀行の窓口業務が3時に終わるという常識ももうじき昔話になるでしょう。ITでビジネスを変革した企業が競争優位を獲得する。いわば「攻めのIT」の時代になったのです。

これからは〝システムの作り方〟も変える必要があります。会計や人事といった分野は企業による違いが少ないため、開発会社にお願いすればそれなりのシステムを作ってもらえました。しかし「攻めのIT」は自社のビジネスの在り方を決めることに他なりません。各企業が自分たちでシステムの中身を考えるべきなのです。

そこで必要となるのは、ビジネスが分かるITエンジニアの存在です。高い技術力を備え、経営層や業務部門とゴールを共有し、当事者の立場でその腕を振るう。そんなエンジニアこそがこれからのイノベーションを牽引していく人材です。攻めのIT投資で先行する米国企業では優秀なITエンジニアが大活躍しています。

ウルシステムズが狙っているのもまさにそうした仕事です。お客さまと問題意識を共有し、当事者としてIT投資を牽引する。お客さまの「攻めのIT」を成功に導き、国際的な競争力を高める。そんなビジョンに共感して、業界でも屈指の技術力を持ったエンジニアが弊社に集まってきているのです。

一流のエンジニアがフルコミットで新卒を育成する

若くしてビジネスを変革する人材になりたいなら、まずは技術を身に付けることをおススメします。ビジネスは経験年数がモノを言いますが、ITは変化が激しく過去の蓄積に頼るのが難しい。若手とベテランの差がつきにくいのです。吸収力があるぶん若手の方が有利。手っ取り早くビジネスに貢献するチャンスを獲得できます。

もし、業務ITを通して社会に貢献したいと考えるのであれば、ぜひウルシステムズの新卒採用の門を叩いてください。文理は問いません。プログラミングの経験も必要ありません。弊社ではエース級のシステムアーキテクトが専任で教育に当たっています。きっと一人前のエンジニアに育ててみせますよ。

もちろん、面白いビジネスに関われることも保証します。例えば、最近ではFinTech関連の取り組みの一環で、世界有数の仮想通貨取引プラットフォームを提供する企業と提携しました。私たちがこれまで培った技術を提供することにより、仮想通貨取引や新たな金融商品・サービスの展開を加速させていきます。

その他にも面白い仕事はたくさんあります。その多くが、国内でも指折りの優良企業の重要システムを扱う仕事ばかりです。ウルシステムズに来ればさまざまな業界のビジネス、最先端のテクノロジーに触れることができます。イノベーションを志す者にとっては恵まれた環境だと確信しています。

ウルシステムズ株式会社

Interviewee

漆原 茂 氏

うるしばら・しげる

ウルシステムズ株式会社

代表取締役社長

1965年生まれ。東京大学工学部卒業後、沖電気工業に入社。同社在籍中、スタンフォード大学コンピュータシステム研究所客員研究員を務める。2000年、最先端ITとビジネスの融合を目指してウルシステムズを創業。