祖業であり社名にもなっている印刷シェアリング「ラクスル」のイメージが強い同社ですが、物流の「ハコベル」、広告の「ノバセル」、コーポレートITの「ジョーシス」と、伝統産業を変革する事業を次々に創出してきました。現在、ラクスルが中期計画で掲げているのは、「BtoB領域におけるAmazonのようなプラットフォーマー」になること。既存事業のオーガニックな成長に加えて積極的なM&Aを推進しており、2025年には金融領域へも進出し、取引（トランザクション）、業務効率化（ソフトウェア）、決済・与信（ファイナンス）までをワンストップで提供する、BtoBの巨大な経済圏・社会インフラの構築を目指しています。BtoC領域でGAFAや楽天が成し遂げたような、産業構造そのものを塗り替えるチャレンジです。この壮大なビジョンを、BtoBという巨大なマーケットで本気で実現しようとしています。

ラクスルの強みは、業界の構造的な課題に対して「仕組み」そのものを発明し、ブレークスルーを起こしてきた点です。印刷領域「ラクスル」では、印刷会社の非稼働時間をネットワーク化し、高品質・低価格な印刷を可能とする「シェアリングプラットフォーム」を確立。広告領域「ノバセル」では、テレビCMの効果を可視化し、データドリブンな広告運用を可能にする「マーケティングプラットフォーム」を提供。物流領域「ハコベル」では荷主と運送会社を直接マッチングし、非効率な多重下請け構造を打破する「物流プラットフォーム」を構築。IT領域「ジョーシス」では煩雑なSaaS管理やITデバイス管理を一元化し、情報システム部門の業務を効率化する「コーポレートITプラットフォーム」を展開。こうした世界的にもユニークな事業開発スタイルは、ハーバード・ビジネス・スクールのケーススタディとして採用され、創業者は2018年のForbes JAPAN「日本の起業家ランキング」で1位を受賞するなど、高い評価を得ています。

ラクスルが募集するBizDev職は、単なる「企画屋」や「アドバイザー」ではありません。事業を非連続・非線形で伸ばすため、自らがオーナーシップを持ち、社会への「アウトプット（＝インパクト）」に徹底的にこだわるポジションです。本質的な成長を可能とするラクスルには、A.T.カーニー、ゴールドマン・サックスなど多様なバックグラウンドを持ち、事業開発の最前線で成果を出してきたプロフェッショナルが多数在籍。その「本物」の思考や実行力を間近で吸収できる環境となっています。また、新卒メンバーを「未来の事業責任者」として育てる覚悟があるため、採用計画も少数精鋭の方針を貫きます。既存事業のグロースに加え、新規事業創出や加速度的なM&Aの推進により、PMI（経営統合）や新規事業の責任者といった“大きな責任を背負えるポジション”が次々と誕生。年次に関わらず、実力次第で多様な打席に立てるチャンスがあることは、ラクスルならではの魅力と言えるでしょう。