ここからは長期インターンの時間・期間を確保するうえで、よく質問されることをQ&A形式でご紹介します。

Q. 長期インターンを探す際に、勤務可能な時間と期間はどのように企業に伝えれば良いですか？

自分のスケジュールを見て、現実的に長期インターンに捻出できそうな時間を正直に伝えてください。その際には、全日（8時間程度）や半日（6時間程度）といった時間だけではなく、細かい時間（2-4時間程度）も勤務可能時間に含めて計算して構いません。

一方で、実際には勤務できないにもかかわらず誇張して、勤務可能な時間を伝えるのはやめてください。入社前と後で勤務可能時間が大きく違うのは、企業とのトラブルの原因になります。

よくあるのが「就活に必要な時間を織り込んでいなかった」というケースです。就活が忙しくなってきて長期インターンに十分にコミットできないというのは長期インターン生と企業双方に悪い結果をもたらします。この辺りは事前に織り込んで検討してください。

Q. アルバイトとの両立はできますか？

基本的には、アルバイトと長期インターンを同時並行することは推奨していません。

アルバイトによって週あたりの勤務時間が減ってしまい、長期インターンを通じて得られる効果が減ってしまいます。

また特に多いのが「扶養の範囲を超えてしまうため、11-12月に勤務時間を調整しなければならない」というケースです。（いわゆる「103万の壁」問題）特に12月は四半期決算と重なったり、年末年始の都合上営業日が減ったりする関係で、繁忙期となる企業が多いです。そのなかで勤務の穴を作ると周囲の信頼を大きく損ねますので、十分留意してください。

Q. 留学との両立はできますか？

企業や業務によります。

特に営業やコンサルティングといった、外部顧客とのやり取りが多数発生する職種の場合、セキュリティや時差などの観点から海外での勤務は不可となるケースが多いです。
また留学中に長期インターンに時間を割き過ぎると、留学で得られる貴重な経験を損ねることもあります。

一方で、海外で生活するなかで得た知見やクリエイティブな発想を業務に取り入れられるというメリットもあります。
また高騰する留学先での生活費を賄えるというのもメリットの一つです。

いずれにせよ、留学と長期インターンの両立は周囲の協力なしには成り立ちませんので、かならず相談してください。

またGoodfindとしては新しく長期インターンを探す場合には、帰国する2か月前から探し始めることをおすすめします。

Q. 次の学期・セメスターの授業日程が分かりませんが、長期インターンに応募しても良いですか？

大丈夫です。

採用する企業も学生の授業日程がなかなか確定しないことは理解していますので、そのあたりは柔軟に相談できます。

ただし留学、中長期にわたる活動（教育実習や海外研修）など、一定の期間長期インターンから離脱してしまうことが分かっている／分かった場合には、すぐに担当者にお伝えください。直前で不在を伝えることはトラブルの原因となります。

長期インターンに必要な時間と期間はどれくらい？| 長期インターンに必要な時間・期間の相場、時間をとるコツ、よくあるQ&Aを徹底解説