バーティカルSaaSの注目企業 6社

バーティカルSaaSのプレーヤーは、業界（特にレガシーな業界）が長年抱えていた負を解決できるポテンシャルを秘めています。バーティカルだからこそ業界の負の解決に深く入り込むことができ、SaaSモデルだからこそレガシーな現場を抜本的に、新しいアプローチで変えていくことができるのです。そうした共通項が下記の注目企業にはあります。

１. 【不動産】株式会社GA technologies

【どんなバーティカルSaaSをやっているのか】
◆不動産賃貸業務のDXサービス群「ITANDI BB＋」

不動産賃貸仲介・管理業務をデジタル化し、現場の生産性向上はもちろん、その先の消費者体験まで変える不動産バーティカルSaaSのITANDI（イタンジ）事業では、不動産賃貸業務のDXサービス群「ITANDI BB＋」などのBtoBサービスを展開。またBtoCサービスでは、お部屋探しから契約までスマホで可能なネット不動産賃貸サービス「OHEYAGO」を提供しています。

【企業紹介】

市場規模43兆円とされる巨大産業「不動産」領域で、テクノロジーを武器に創業から5年で上場、創業10年で売上高1,466億円※と急成長を続け、次のメガベンチャー筆頭候補として第二創業期を迎えています。新規事業開発や国内外のM&Aも通じ事業領域を拡大。入社2年半で子会社社長など新卒抜擢事例も多数ある一方で、コンサル・外資金融・IT・広告などからプロフェッショナルが多数集結する同社では、ハイブリッドな成長環境があります。
※ 2023年10月期通期連結業績

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2.【物流】株式会社Hacobu

【どんなバーティカルSaaSをやっているのか】
◆クラウド物流管理ソリューション「MOVO（ムーボ）」

「MOVO」は、SaaS型の物流管理ソリューションとして、待機時間でトラックを効率的に稼働させられない問題、トラックが手配しにくい問題、そしてトラックの位置情報を把握できない問題等を解決するためのクラウドを提供。物流プロセス全体におけるコスト削減と生産性向上の支援をおこなっています。物流DXツールとして5年連続シェアNo.1※ を獲得。※ 出典デロイトトーマツミック経済研究所『スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2024年度版】』 https://mic-r.co.jp/mr/03240/ バース管理システム市場の売上高および拠点数におけるシェア

【企業紹介】

「Data-Driven Logistics®が社会課題を解決する」を掲げ、長年にわたる日本経済の課題を物流データで変革に挑むHacobu。約30兆円という巨大市場ながら非効率なシステムが残る「企業間物流」の領域全体のDX化を推進しています。物流DXのSaaS事業を主軸に、物流DXコンサルティングなど複数事業によって物流領域の変革を牽引。累計46億円の資金調達を実施し、「現場力」×「データ活用」×「コンサルティング力」を強みに、「運ぶ」の最適化を目指します。

【厳選企業】
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3.【建設】株式会社アンドパッド

【どんなバーティカルSaaSをやっているのか】
◆クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」

現場の効率化から経営改善まで一元で管理できるクラウド型の建築・建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を提供。50兆円規模を誇る建設業界で利用社数20万社、ユーザーは51万人を超え、施工管理アプリシェアNo.1を獲得。国交省が正式に新技術に認証し、日ASEANのアジアDX促進事業に採択されるなど、国をあげて注目されるバーティカルSaaSです。

【企業紹介】

50兆円規模を誇る建設産業のデジタルシフトを進めるアンドパッド。グローバルで見ても爆発的なポテンシャルを秘める建設市場において、時価総額3兆円企業となることを目指しています。600名規模ながら多業種展開が進み、ポジションが増える環境では、事業開発、マネジメント、コンサルティング等キャリアを拡張できるフィールドがあります。またベイン・アンド・カンパニー、三菱商事、リクルート、マイクロソフト、メルカリ、国土交通省など多様なバックグラウンドを持つ才能が集結しています。

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4.【ビジネスチャットツール】株式会社kubell

【どんなバーティカルSaaSをやっているのか】
◆クラウド型ビジネスチャットツール「Chatwork」

「すべての人に、一歩先の働き方を」というビジョンを掲げ、「働く」という時間を、もっと楽しく、創造的なものにすべくチャレンジを続けている、kubell。業務の効率化と企業の成長を目的としたビジネスコミュニケーションツールとして、同社が開発・提供している主力事業の『Chatwork』は、国内利用者数は44万社を超えNo.1*を誇ります。
※Nielsen NetView 及びNielsen Mobile NetView Customized Report 2023年5月度調べ月次利用者（MAU:Monthly Active User）調査。

【企業紹介】

「Chatwork」のプラットフォーム化とBPaaS領域などの新規事業の立ち上げを急速に進めている同社。顧客属性が重なる会社への投資・M＆Aや新規事業開発も加速させ、IT投資が4.1兆円（IDC調べ）に及ぶといわれる中小企業のさらなるDX推進に向けて躍進しています。展開するサービスやプロダクトが加速度的に増えていく中で、新規事業を創る人材や事業責任者を必要としており、新卒採用にも本気で力を入れています。

5.【経営管理】株式会社ログラス

【どんなバーティカルSaaSをやっているのか】
◆企業経営の意思決定を効率化・高度化するSaaSプロダクト「Loglass 経営管理」

「予算管理が変われば、経営が変わる」をキャッチコピーに、各所のデータを瞬時に統合・加工し、予実差異の要因分析を行うことができるSaaSが「Loglass 経営管理」です。

【企業紹介】

日本企業の経営領域にテクノロジーの力で斬り込み、日本経済の再興に寄与しているのがログラスです。「良い景気を作ろう。」をミッションに掲げ、KDDI、関西電力、エムスリー、GMOインターネットグループなど、日本を代表する多数の一流企業を支援。コンサルやメガベンチャーなどから続々と優秀な人材が集い、さらに事業をスケールアップするフェーズに入っています。直近では、アメリカの機関投資家であるSequoia Heritage含めシリーズBで70億円の資金を調達。国内外から大きな成長の期待を受けています。

6.【製造】キャディ株式会社

【どんなバーティカルSaaSをやっているのか】
◆製造業AIデータプラットフォーム「CADDi」

先端のAI・テクノロジーを駆使して産業の常識を覆すイノベーションを創出しており、すでに日立、スズキ、スバルなど国内産業系メーカーのトップ20社のうち、75％が導入するSaaSプロダクトを展開。今後も新たなプロダクトをローンチしていく予定があり、さらなる事業拡大のフェーズに突入しています。

【企業紹介】

キャディは「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに掲げ、製造業の産業構造に斬り込んで変革している急成長ベンチャーです。AI・テクノロジーを活用して、人がより付加価値の高い業務にフォーカスできる世界を目指す同社は、2017年の創業時から日本のみならず世界市場を視野に入れて事業を展開してきました。2019年には「オープンイノベーションの促進」「海外展開」「地域の有望スタートアップの発掘」の観点による審査を経て、経済産業省J-Startup企業に選出。すでにタイ、ベトナム、アメリカに拠点を構え、現地の需要に適合したサービスを提供しています。

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