Webマーケティングとは?
Webマーケティングを定義する前に、マーケティングとは何でしょうか?
分かりやすく言えば「顧客のニーズを的確に捉え、それに応える商品・サービスを提供し続けること」です。既存の商品を売り込む「セールス」活動とは対照的に、顧客が自然に商品を買いたくなるようにすることが「マーケティング」活動です。そのためには、顧客のニーズを的確に捉えることが欠かせません。
ことインターネットの世界では、特にマーケティングの重要性が非常に高いです。
なぜか?
みなさん「パルス消費」という消費行動を聞いたことがありますか? パルスとは「鼓動」という意味です。
従来より消費者の購買行動は、AIDMAやAISCEASというフレームワークで表現されてきました。しかし、これらのジャーニー型のフレームは現代の消費者を的確に表せません。
今や、24時間すべてが買い物のタイミングで、空き時間にスマホを操作しながら瞬間的に買いたい気持ちになり、その瞬間に買い物を終わらせます。ここにジャーニー型の思考プロセスはさして存在せず、パルス型と言われるように瞬間的に終わります。
こういったパルス型の消費行動において、消費者のニーズを的確に捉えることはとても難しくなり、そのためにマーケティングの重要性が増しているのです。
少し遠回りしましたが、パルス消費という変化を捉え、Webマーケティングとは「Webサイトに顧客を集客し、商品・サービスを購入させる仕組みをつくること」という意味になります。
Webマーケティングのスキルを身につけると、どんなメリットがあるのか?
一言でいえば、Webマーケティングのスキルを身につけることで、市場価値が高まります。つまり、企業から多くのオファーが来るようになるのです。
その理由は、Webマーケ人材に対する企業の需要が高まり、かつ、供給できる人材が不足しているからです。
決済のキャッシュレス化やソーシャルコマースの発達により、インターネットでの買い物はますます便利になっています。ここ数年は、小学生や50代以上のインターネット利用率も上昇し、日常的な買い物のオンラインシフトが加速しています。
消費者側のオンラインシフトを受け、企業側のインターネット広告費も急増し、2022年のインターネット広告費は4大媒体(テレビ・ラジオ・雑誌・新聞)の合計値を超えました。
しかしWebに関して専門的な知識・スキルを持ちマーケティングできる人材は、圧倒的に不足しています。企業におけるデジタル化に関する課題の大半は、人材・スキル不足なのです。
Webマーケティングの企業10社
新卒の皆さんがWebマーケティングのスキルを習得するためには、2つのキャリアの選択肢があります。一つはWebマーケティング支援会社に行く選択肢、もう一つは事業会社のWebマーケティング職につく選択肢です。
今回は、より専門的・体系的にスキル・知識を習得できる前者のWebマーケティング支援会社を紹介します。
支援会社でスキルを身につけ、自身の好きな領域でサービス展開している事業会社の自社マーケを担うというのも、キャリアアップのよくあるルートですね。
1. デジタルホールディングス
- デジタルマーケティングの統合的なソリューションを提供しており、レイヤー(戦略~実行)、商材(マーケ手法など)ともに、幅広く経験・スキル習得できる
- ネット広告で有名なオプト社が、デジタルホールディングスに社名・事業ドメインを改め、企業のあらゆるバリューチェーンをデジタルシフトさせていくDXを支援する第3創業期を迎えている
2. トレンダーズ
- 国内大手メーカーのマーケティング課題を解決するブランドイノベーター集団
- SNS黎明期から今日までSNSの可能性を信じ続け、その普及とともに成長を重ねてきた、言わば「SNSマーケティングの老舗」
- SNSのプレーヤーは他にもいるが、同社の特徴は自社で総フォロワー560万人を超えるSNSを運営、またインフルエンサーとの強固なつながりがあり、アセットを活かした課題解決が可能な点
3. サイバー・バズ
- ソーシャルメディア市場で確かな存在感を示し、2013年にサイバーエージェントから独立。 2019年には単独で上場
- サイバーエージェントからスピンアウトして設立された同社は、蓄積してきた知見やノウハウ、顧客基盤を活かした、安定的な収益基盤を確立しており、新規事業開発も積極的に展開
4. リンクエッジ
- 「AI×マーケティング×事業創造」で急成長を遂げている
- ネット上の購買場所として確固たる地位を確立しており、アフィリエイトの領域はまだまだ成長余地がある
- 若いうちからWebの領域で、ビジネスをつくりながらビジネス感覚・手法を磨いていける少数精鋭の稀有な環境
5. フリークアウト
- 国産初のDSPやタクシー広告など、時流を捉えて日本のテクノロジーを牽引してきた
- 革新的な広告取引・配信の仕組みにより、デジタル広告業界における確固たる地位を築いた。2022年にはニューヨークに拠点を置き、米国での事業を拡大中
6. wevnal
- 近年のマーケティングにおいて重視されている、LTV(ライフタイムバリュー=顧客生涯価値)を主軸とした領域に取り組むSaaSベンチャー
- チャットツール『BOTCHAN』の開発・運営を中心に、顧客のブランド体験を最大化すべく、集客からCRM領域に至るまで一気通貫で支援
7. ワンスター
- D2C(Direct to Consumer=商品メーカーが小売店を挟まずに直接消費者に販売する手法)の領域を、優れたテクノロジーと蓄積してきたノウハウで牽引
- 社員1人あたりの担当企業は約2社と、クライアントに深く入り込んで伴走するビジネススタイル。上流から下流まで幅広い領域に関わり、スキルを磨いていくことでデジタルマーケターとしての市場価値を高めていくことができる
8. グッドパッチ
- 2020年にデザイン会社として初めて上場を果たす
- これまでにサントリーのDX新規事業の立ち上げ支援や、丸井グループの組織デザイン、出前館のアプリリニューアルにおけるUI/UXデザインなど、デジタルプロダクト開発に強みを置きながら、新規事業立ち上げやブランド構築など幅広く支援
9. ビービット
- 多くの企業が顧客目線を重視する現在、注目を浴びているUX(User Experience)
- 「楽しい、気持ちいい、おいしい」などの‟快”の感情、「イライラ、不安」などの‟不快”の感情などを読み解き、ユーザーの体験を高めるソリューションとノウハウを保有
- コンサルティングやソフトウェア事業を通じて大手企業のUX戦略に貢献
10. ジーニー
- デジタルマーケティング領域で、多角的に複数のプラットフォーム・クラウドサービスを展開
- 時代の潮流を的確に掴みながら、広告プラットフォーム事業、マーケティングSaaS事業、海外事業など、幅広い領域で次世代に求められるサービスを創出している
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