岩槻社長の大学時代について教えて下さい。

ずっと働いていましたね。大学1年の時にクレジットカードでバイクとか色んなものに浪費していて、200万円くらい借金をしたことがありました。そんな時に父親の会社がうまくいかなくなって、仕送りの額がどんどん減っていって食べていけないくらいになったんですよ。

それから日雇いの仕事を始めて学校にもほとんど行けない状況になってしまったんですね。日雇い以外にも仕事を探そうと思ってアルバイト雑誌を見ていたらホストとプログラマーの仕事が給料が高かったんでどっちにしようか悩んだ末にプログラマーの仕事を選びました。それから、日雇いとプログラムの勉強を続けていって、当時上場して1年目のインデックスという会社で2年半くらいインターンとして開発の仕事に打ち込んでいました。

その後、別の会社の創業メンバーに入って事業の立ち上げやマネジャーの経験を積みました。

大学でのことで印象に残っていることはありますか?また、大学で学べたことはありますか?

学校は登録していただけでお金を吸い取られたような記憶しかありませんね(笑)僕は大学での勉強はあまり意味がないかなぁと思っていました。社学の授業で宇宙科学(だったかな)っていう授業があったんですけど、テストで教科書の内容一字一句そのまま写してそんなんで優がきたりして、なんか大学の勉強ってホントに意味ないなって思っていましたね。勉強したい科目は取らずにテストで持ち込み可とか、出席取らないような、いわゆる楽勝科目しか取らなかったですね。でも語学は出なきゃいけないから仕事の邪魔になったりしてろくなことがなかったような気がしますね。大学で学んだことといえば要領の良さくらいかな(笑)

サークルもほとんどやっていなかったし、それとなぜか僕の友達には変な人間が多かったですね。

大学を卒業してすぐに起業をなさったわけですけども、就職することは考えていらっしゃらなかったのですか?

元々、いつかは起業することを考えてはいました。けれど、学生時代に自分がお金に苦労したこともあってお金に絡むような事業を起こしたいと考え始めたんです。初めは金融機関に就職して、後々は金融の分野で起業しようと思って、実際に就職活動をして大手の証券会社や生保、損保から内定をもらいました。今事業としてやっているようなIT関係の会社には就職しようとは思っていませんでしたね。

お金で苦労していた分、向上力のある人に、
スキルや労働機会を与える仕事がしたいと思った

では、就職をされずに起業に踏み切ったのにはどんなきっかけがあったんですか?

就職しようとは考えていたんですけど、よく調べると最終的に内定を残していた保険会社のビジネスは基本的に富裕層をさらにお金持ちにする仕事でした。元々お金で苦労していた自分はお金がない人や自分を向上させたいという強い意欲のある人に、スキルや労働機会を与える仕事がしたいと思って、色々探したのですが、良い会社がなかったので自分で起業することにしました。

起業にまつわる苦労話などはありますか?

始めの頃は求人が難しかったですね。創業する前はまだ大学生だったんで無料で学内の求人募集に投稿して何とか時給1000円で学生を1人雇って、早稲田のコンピュータルームで二人でチャカチャカやっていましたね。その後 一旦恵比寿の知り合いの所に行って、高田馬場、現在の早稲田の事務所という順に移ってきました。

それと起業をしたことで学んだことなのですが、会社にブランドや信用がないことは何をやるにしても厳しいということがありますね。大きい会社でブランドや信用があるところは、始めのうち給料が安かったり上司とちょっとソリが合わなくても安定感や将来性があるから、社員もそう簡単には辞めたりはしないんですよね。

システムエンジニアの仕事が大変そうだというイメージやIT業界の先行きに不安を感じている人もいると思うのですけど、こういった点についてどのように思われますか。

確かに新卒ではエンジニアの仕事はあまり人気がないみたいですけど、第二新卒なんかではすごく人気があるんですよ。というのも営業職なんかで入社してその後転職をしても給料はあまり増えないですけど、 エンジニアは手に職がつく仕事なので身につけば給料はどんどん上げていけるんですね。新卒で営業をやっていた人やフリーターの方でエンジニアをやりたいっていう人は実は結構多いんですよね。

あと、ITバブルが終わってもうIT業界はダメなんじゃないかって思っている人がいると思うんですけど、今この業界は圧倒的に需要が多いんですよ。総務省の統計では42万人、そのうちネットワークエンジニアが12万人の人が足りないので海外に仕事を委託していますが、オフショア(海外委託)開発は賃金が低い分生産性も低いです。それと日本の仕事を海外に投げるくらいならやっぱり日本人がやったほうがいいとも思います。

仕事は自分の成長と挑戦のためのもの。
利益はその成長の結果の現れ

実際にレバレジーズはどのような価値を提供しているのですか?

今の日本は経済は豊かなのに労働力が足りない状態になっていて私達はこのトレンドを利用して2つの価値を提供しています。1つ目は「ITを使って仕事の生産性や効率を上げるシステムを作ること」もう1つは「仕事をできる人を作ること」

このトレンドは、移民でも受け入たりしない限りは基本的になくなることはないんですよね。 「どれだけ少ない人数で生産性を上げるか」というところに焦点が当たるのでITの需要もなくなることはないんですね 。

最後に学生に向けてのメッセージ、学生生活を送るうえでのアドバイスをお願いします。

若いうちは何にでも思い切ってチャレンジしてみて下さい。「代償の法則」っていう言葉があるんですけど、何かを得るために自分が先に何かを払うということなんですね。

農業を考えてみると分かりやすいんですけど、先に種を植えてみてその後種が育って得たいものが得られるのかというのは分からないですけど、とりあえず種を植えてみるじゃないですか。仕事もそれと同じだと思うんですよね。今、思いっきり仕事に打ち込んでもお金がもらえるかどうかというのはわからないですけど、自分自身を成長させるための種をまいて挑戦してみることは凄く大事だと思いますね。

それを5年くらいの長い期間でみれば必ず何か返ってきます。それは必ずしもお金ではないかもしれないけど、それまでに培った経験が後々お金に実を結ぶこともできると思います。先に代償を払ってどんどん挑戦してみることがいいと思います。学生のうちは失敗しても許されますから。

レバレジーズ株式会社

事業内容:ITと人材の融合事業
所在地:〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 17F