ITが面白いのはこれから デジタルがビジネスを創出する時代に

最近感じている時代の潮流としては、あらゆる産業のデジタル化が進み情報量が莫大に増え続けているのに伴い、ITがビジネスにおいて、よりコアな領域に浸透してきていることです。消費行動のデジタル化、購買チャネルの多様化、取得する情報量の増加に伴って、企業がこれまでにつくりあげた情報システム基盤の再構築が必要とされています。また一方で、これまで多くの企業では補足的に使用されていたWebやデジタル施策の果たす役割と重要性が急速に増し、経営課題としても生産から販売までのサプライチェーン全般と、マーケティング等を含めた企業活動全体がデジタル施策を中心に再定義される必要性が高まっています。そのため、Webサービスを含めたシステムに対してもクリエイティビティはもちろん、安全性、確実性といった面での要求水準が非常に高くなり、開発者が解決すべき課題は高度化しています。企業におけるIT投資の主体が情報システム部門からマーケティング部門などの事業部サイドへシフトし、従来のバックエンドを支えるIT投資から、フロントでビジネスを創るIT投資への移行が本格的に加速しています。ITが面白いのはこれからです。システム部門にとどまらずビジネスを創出する領域を中心に、ITが企業活動全体に影響をおよぼすフェーズにいよいよ突入してきています。

旅行・EC・B2Bの機械部品まで幅広い業界を変革

人々が情報やモノを見つける際に、求めるものへ到達するまでの時間を短縮し、その精度を向上させることができれば、その分少しだけ世界を進歩させられるかもしれない、という思いでフォルシアを創業しました。私はもともと金融の世界で仕事をしていたので、必要な情報にスピーディーにたどりつくことの価値を強く認識していました。デジタル化が進み、あらゆる消費や生活の場面において情報が溢れるようになるにつれ、膨大な情報の中から本当に必要とする情報にたどりつくためのコストは高まり続けるだろうとも考えました。インターネット上にトラフィックや情報量を増やす競争が飽和した際に、次に来る主戦場は、それら大量のデータをどう高速に解析し、ユーザに「わかりやすく」提示できるかだと考えたのです。
実際に、このおよそ10年間で旅行・航空業界や機械部品業界など、探すものの組み合わせや対象品数が膨大な業界のEC領域を中心に、フォルシアの技術がビジネスのコアを担い始めています。

ビジネスを創造する 技術者集団でありたい

私たちは、言われた通りにものを作るのではなく、顧客企業も無理だとあきらめていたような難題を解決する挑戦をしています。フォルシアが取り組むのは、Googleのようなキーワードだけの検索ではなく、キーワードを含む数多くの属性の組み合わせから欲しい対象を選び出すことを可能とするスペック検索です。最近ではハード・ソフトの両面で進歩が著しく、生み出されるデータ量や複雑さも同じスピードで増加してきています。フォルシアの強みは、データ特性とユーザの検索ニーズを解析し、検索対象ごとにカスタマイズされたデータを構築することで、限られたリソースで最大限のパフォーマンスを発揮できることです。同時に、時々刻々と変化するデータ、顧客及びユーザのニーズに対して柔軟に応えることができるよう、過去の開発・運用の経験と実績がナレッジ化された共通開発プラットフォームを活用することで、他社に真似できないレベルの開発スピードとクオリティを実現しています。高い技術力が前提となっているものの、使われない技術に価値はなく、顧客企業に貢献してはじめて価値が生まれるという考えを全社的に徹底しており、技術を通して顧客企業のビジネスを創造できるプロフェッショナルでありたいと考えています。

グローバルに広がるビジネスを創出するフィールド

「見つけること」の重要性は普遍的であり、膨大な情報の中から見つけにくいものを見つけやすくすることの意義はますます拡大していくでしょう。サイト内の検索に留まらず、複数サイトを横断した検索や大量の販売データからマーケティング施策をあぶりだすようなビジネスインテリジェンス(BI)分野への応用もできるはずです。実際に旅行分野では、航空便や宿泊施設の空き状況をリアルタイムに反映した組み合わせから最適な価格表示を変動的におこなうダイナミックパッケージというアプローチで、顧客企業のビジネスを生み出しています。東京五輪に向けて盛り上がりつつある訪日旅行の分野ではフォルシアの検索技術力とその豊富な開発実績がGoogleから高く評価され、Google(海外版)のサービスを日本で本格的に展開する際の「インテグレーション・パートナー」に日本で初めて認定されました。今後、日本の情報がフォルシアからGoogleを通じて世界中へ配信されていきます。日本と世界をつなぐお手伝いも本格的に開始する段階となっています。他にも、IoT(Internet of Things:モノのインターネット化)の流れの中で注目されるBtoB(企業間取引)の部品調達などサプライチェーン関連の分野でもビジネスが生まれつつあり、顧客企業と共にグローバル展開も進めていきます。特に部品流通の市場は国内でも未踏の領域ですが、グローバルで見るとさらに大きな市場があり、各国の文化背景に影響を受けやすいBtoCの市場よりもグローバル展開しやすいと考えています。
今後もフォルシアは、膨大なデータを適切に扱い顧客企業に貢献することで、世界を少しでも良い方向に変える、社会的意義のあるビジネスを創造していきます。

フォルシア株式会社

■事業内容
情報検索プラットフォーム「Spook®」の開発
・膨大なデータベースから必要な情報を的確に探し出すための検索テクノロジーの開発業務
・そのテクノロジーを使った問題解決のコンサルティング業務
■所在地
〒160-0022 東京都新宿区新宿4-3-25 TOKYU REIT 新宿ビル9階