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ネスレ日本の選考対策・グループディスカッション

目次

  • ネスレ日本の本選考対策
  • 選考フロー
  • webテスト・筆記試験対策
  • エントリーシート(ES)対策
  • グループディスカッション(GD)対策
  • 面接対策

ネスレ日本の本選考対策

ネスレは、例年独特の「ネスレパス」という採用制度を利用していることで有名です。全社的にイノベーションを起こす風土を反映して、人事採用チームがイノベーションを起こした結果、このような選考方式をとっています。

選考フロー

コースごとの選考フローは以下の通りです。

ネスレパスコース

エントリー→課題提出→マッチングセッション→ネスレパス獲得→ネスレチャレンジプログラム→最終面談→ネスレ アソシエイト認定(内定)

技術系職選考コース(技術系総合職コース)

エントリーシート→webテスト→グループディスカッション(GD)→面接→面接

そのほか、サマーインターンから本選考を一部スキップして進めるパターン、エンジニアサマーインターンから内定が出るパターンもあります。

webテスト・筆記試験対策

2017卒からはESとwebテストを廃止した選考フローになりました。ネスレは採用部門が自らイノベーションを示すべく、選考フローを大きく変えることがあるので、早めに最新情報をチェックするようにしましょう。現在webテスト・筆記試験ともに実施していませんが、今後もまた復活することもあるかもしれません。

webテストを廃止する2016卒以前は、玉手箱でGAB形式の言語・図表の読み取り・性格のテストを実施していました。ネスレパスを経由しない、技術系職のコースでは実施する可能性もあるので、不安な場合は形式等をさらっと確認しておくとよいでしょう。

エントリーシート(ES)対策

ネスレは、近年従来実施していたエントリーシートとwebテストを廃止し、代わりに「ネスレ8daysミッション」を導入しました。これは、8日間メールでお題が届き、その回答を送信するという選考方法です。事前エントリーは2万人にも及んだとのこと。毎日送信せずに最終日にある程度まとめて送信したり、一部課題が欠けていたりしても選考通過するケースも有ります。

8days missionでは、従来のESがとは異なり課題解決に主眼をおいた問題が出題されます。ケース作文に近いものと考えてもいいかもしれません。特色あるテーマに対し回答していくことになります。結論から述べること、ある程度数字を仮置きし論じることといったことがポイントであり、これはフェルミ推定やケース面接に取り組むことが、対策になりやすいでしょう。

グループディスカッション(GD)対策

ネスレパス選考時に、グループディスカッションが実施されます。

学生6~7名1グループで、与えられたテーマについて1時間ほどディスカッションを行います。相手との利害調整が伴うディベートのような内容であることが多く、全体最適に気を配りながら自分の利益を最大化するという難しい課題に取り組むこととなります。

通常のテーマのディスカッションを行う時もあり、その場合は「国際的な大学の定義とは」「優秀な学生を輩出する大学とは」といったざっくりした課題が与えられる場合が多いです。

グループディスカッション例

  • 自分の担当するバレーボール選手(事前にデータは配布)をキャプテンに選抜させる
  • 各々が学園祭のサークル代表/ある企業の部活代表となり、最大予算が取れるよう折衝する
  • 桃太郎が鬼退治に1匹だけ連れて行くとしたら、犬猿雉のどれか?
  • ネスレ日本の新卒エントリー者を増やすための効果的な採用活動を考えなさい。
  • ネスカフェアンバサダーを学生に広めるには?
  • キットカットを一枚一万円で売るには
  • 社会人に必要な能力を三つあげて優先順位をつける

ほか

面接対策

ネスレパス獲得時は必ずしも第一志望でなくても通過しますが、ネスレチャレンジプログラムの際はきちんとした志望動機が求められます。

面接は、ネスレが求めるイノベーション人材をスクリーニングすることが面接の目的なので、最低限論理的に答えられ、人事に自分を採用することの妥当性を伝えられれば問題ありません。経験において、どう感じたか、どう行動したか、何を学び今の自分にどう活きたか、といった質問に答えられるようエピソードを整理しておくと良いでしょう。

ネスレの求める人材は『志の高さ』『リーダーシップ』『感性の鋭さ』『ポジティブ思考』『バイタリティ』と言われています。

  • 既存の概念にとらわれず行動した経験
  • 失敗を恐れず、前向きに、リスクを背負いにいった経験
  • リーダーシップ経験
  • 長期的、グローバル、広い視野で考えていった経験

等を記載していくと良いでしょう。

イノベーションを起こせる人材を求めており、斬新なアイデアを生み出せる思考力や、周囲を巻き込み新しいものを生み出していくリーダーシップ力などがポイントとなっています。

最終面接はあえて硬い雰囲気にしていることが多いと言われています。いわゆる日系大手企業の面接のように、マナーなどがしっかりしているかも確認しているようです。時事問題に対する感想を聞かれることもあるので、日頃からニュースにアンテナを張っておきましょう。