ネスレ日本の面接対策・質問例まとめ

目次

  • ネスレ日本の本選考対策
  • 選考フロー
  • 面接の選考対策

ネスレ日本の本選考対策

ネスレは、例年独特の「ネスレパス」という採用制度を利用していることで有名です。全社的にイノベーションを起こす風土を反映して、人事採用チームがイノベーションを起こした結果、このような選考方式をとっています。

選考フロー

コースごとの選考フローは以下の通りです。

ネスレパスコース

エントリー→課題提出→マッチングセッション→ネスレパス獲得→ネスレチャレンジプログラム→最終面談→ネスレ アソシエイト認定(内定)

技術系職選考コース(技術系総合職コース)

エントリーシート→webテスト→グループディスカッション(GD)→面接→面接

そのほか、サマーインターンから本選考を一部スキップして進めるパターン、エンジニアサマーインターンから内定が出るパターンもあります。

面接の選考対策

1次面接

面接官

人事1名

学生

1名

内容

30分程度で、履歴書の内容を深掘りしていきます。同時に志望理由についても問われます。

雰囲気

穏やかな雰囲気

アドバイス

ネスレパス獲得のための面接となります。志望理由についても、必ずしも第一志望である必要はありません。ネスレが求めるイノベーション人材をスクリーニングすることが面接の目的なので、最低限論理的に答えられ、人事に自分を採用することの妥当性を伝えられれば問題ありません。経験において、どう感じたか、どう行動したか、何を学び今の自分にどう活きたか、といった質問に答えられるようエピソードを整理しておくと良いでしょう。

ネスレの求める人材は『志の高さ』『リーダーシップ』『感性の鋭さ』『ポジティブ思考』『バイタリティ』と言われています。

  • 既存の概念にとらわれず行動した経験
  • 失敗を恐れず、前向きに、リスクを背負いにいった経験
  • リーダーシップ経験
  • 長期的、グローバル、広い視野で考えていった経験

等を記載していくと良いでしょう。

イノベーションを起こせる人材を求めており、斬新なアイデアを生み出せる思考力や、周囲を巻き込み新しいものを生み出していくリーダーシップ力などがポイントとなっています。

2次面接

面接官

人事2名

学生

1名

内容

30~40分程度で、基本的には1次面接と同様の内容に加え、リーダーシップについて、時事問題についてなどが問われます。

雰囲気

ビジネス的な対応を求める、厳格な雰囲気

アドバイス

ネスレチャレンジプログラム終了後の、最終面接です。1次面接との差は、志望動機と時事問題となります。志望動機については、なぜネスレのその職種なのか、内定を出したら本当に来てくれるのかといった点について詳しく聞かれます。他に食品メーカーを受けていれば、それとの違いについても語れるとよいでしょう。

時事問題については、日頃からニュースにアンテナを張っておくことが欠かせません。特にマーケティングであれば、市場・世間の動向に敏いことは強みにもなります。また、これまでの選考とは打って変わって、固い雰囲気であることが多いです。いわゆる日系大手企業の面接の雰囲気と思って臨んでください。