博報堂インターンシップの選考対策

目次

  • 博報堂のインターン選考対策
  • 選考フロー
  • webテスト・筆記試験対策
  • エントリーシート(ES)対策
  • 面接対策
  • インターンシップ内容

博報堂のインターン選考対策

博報堂の、生活者発発想合宿のインターンシップでは、2回の面接が課されます。2015卒夏の回では、60名の枠に対して3,000名の応募があるなど、50倍もの難関インターンです。

選考フロー

選考フローは以下の通りとなります。

エントリーシート(ES)→webテスト→1次面接→2次面接

以前はESと面接のみでしたが、17卒からはSPI形式のwebテストが実施されるようになりました。

ちなみに、クリエイティブサマーキャンプの場合は以下の通りとなっています。

エントリーシート(ES)→筆記試験(クリエイティブテスト)→1次面接

webテスト・筆記試験対策

インターンシップは、軽井沢で行う「生活者発想合宿」と、本社で実施する「クリエイティブサマーキャンプ」の2つがあります。前者は一般的なSPI形式のwebテストで、科目は言語・非言語・性格。後者はwebテストの代わりに、クリエイティブテスト(オリジナルの筆記試験)を実施します。

クリエイティブテストは年によって内容が変化するため、対策は難しいですが、必ずアウトプットにこだわることが重要です。2時間程度で、「新しい図書館を考えてください」のようなテーマに対して、紙に書いていきます。途中でネットを利用することもでき、案の数や表現方法に制限もありません。

その後の面接で、クリエイティブテストで出したアイデアについて簡単なプレゼンテーションを求められるので、単なる思いつきではなく、アイデアにたどり着くまでの思考プロセスについても整理しながらまとめていくと良いでしょう。

エントリーシート(ES)対策

生活者発想合宿では毎年ほぼ同じ内容のESが課されていますが、クリエイティブサマーキャンプでは年によって多彩な課題が出されるのが特徴です。

生活者発想合宿に限って言えば、

  • 学生時代に頑張ったこと
  • 志望動機
  • クリエイティブ課題

の3つがESで課されます。特に3点目は、身の回りの生活者の行動の変化の兆しと、それを踏まえた暮らしの未来をつくるアイデアが必ず問われています。

これは、言い方を変えればいわゆる「ペルソナマーケティング」に近いものです。ペルソナマーケティングとは、ターゲットとなるモデルユーザー(ペルソナ)を作り出し、このニーズを満たすような形で商品やサービスを設計するというマーケティング手法のこと。

自分の両親や、兄弟、友人、先輩後輩など、具体的に何を考えどんな生活をおくっているか詳細にイメージできる対象をターゲットに据えて書いていくと良いでしょう。変化の兆しについては、数字で定量的に表現できそうであればベストですが、ニュースで話題になっている等定性的な情報でも構いません。

面接対策

クリエイティブサマーキャンプでは、2時間のクリエイティブテストと個人面接が同日に設定されています。面接内では、テストで制作した案のプレゼンと、インターンで何を学びたいか、といったことを中心に聞かれます。

生活者発想合宿では、面接時間が非常に短く、広告業界の知識等は全く問われません。ESの内容に加えて、自分を一言で言うとどうか、周囲からどんなふうに思われているか、といった質問に対応する簡単なキャッチコピーやその説明のようなものは考えておいても良いでしょう。

面接官によっては、将来のキャリアプランや、博報堂でどんな仕事をしてみたいのかといった未来の話を聞かれることや、趣味などについて深掘りされることもあります。どのフックからでも、エピソードを交えつつ回答できるように用意しておくと良いでしょう。理系の場合は、研究内容についての説明や、理系院生がなぜ広告代理店のインターンを志望するのかといったことについて聞かれることもあるので、準備しておいてください。

インターンシップ内容

生活者発想合宿

3日間の通い講義と課題演習に加え、2泊3日のグループワークを実施する計6日間のサマージョブです。報酬はありませんが、合宿時の交通費・宿泊費は支給されます。(地方からの参加者に対して、通い講義・演習の交通費支給もあります)

募集人数

60名程度(30名×2日程)

クリエイティブサマーキャンプ

講義と課題演習を組み合わせた5日間のサマージョブです。報酬はありませんが、地方からの参加者には通い講義・演習に対する交通費が支給されます。

募集職種・人数

コピーライターコース、アートディレクターコース、インタラクティブプラナーコース 各10名の計30名