国際協力機構(JICA)の出身大学・学歴について

目次

  • 国際協力機構(JICA)の出身大学
  • 採用人数

国際協力機構(JICA)の出身大学

出身大学の傾向

基本的には上位大学が名を連ねます。また、拠点が日本全国に加え海外にあることから、海外大生も積極採用。海外大生に配慮した選考フローもあり、グローバル人材を求めていることが伺えます。

採用実績校

北海道大学、北海道大学大学院、東北大学、東北大学大学院、東京大学、東京大学大学院、名古屋大学、名古屋大学大学院、京都大学、京都大学大学院、大阪大学、大阪大学大学院、九州大学、九州大学大学院、広島大学、岐阜大学、琉球大学、慶應義塾大学、慶應義塾大学大学院、早稲田大学、早稲田大学大学院、上智大学、同志社大学、立命館大学、London School of Economics, Tufts Universityなど

歴代理事長/総裁の出身大学

法眼晋作(1974年~1980年)
東京帝国大学(現・東京大学)
有田圭輔(1980年~1988年)
東京高等学校(現・東京大学)
柳谷謙介(1988年~1994年)
東京大学
藤田公郎(1994年~2000年)
東京大学
斉藤邦彦(2000年~2001年)
東京大学
川上隆朗(2001年~2003年)
東京大学
緒方貞子(2003年~2015年)
ジョージタウン大学/カリフォルニア大学バークレー校
田中明彦(2012年~2015年)
マサチューセッツ工科大学
北岡伸一(2015年~)
東京大学

JICAの前身であった国際協力事業団のトップは従来、外務省出身者が理事長を務める、いわゆる天下りポストでした。しかし、緒方氏が就任する2003年の独立行政法人化以降は、省外からの起用となっています。これは官僚の天下りを嫌う事情から来ているものでしょう。

ちなみにトップの名称には、2003年までは「総裁」、2003年以降は「理事長」という言葉を利用しています。

採用人数

2014年4月採用
28名
2015年4月採用
42名
2016年4月採用
35名程度
2017年4月採用
31名~35名程度

採用される職員には、英語力・海外経験の豊富な人が多い傾向にあります。また、常勤職員の約1/3が大学院卒であり、高学歴・あるいは専門性の高いメンバーも数多くいます。