日本航空(JAL)インターンシップの選考対策
目次
- 日本航空(JAL)のインターン選考対策
- 選考フロー
- webテスト・筆記試験対策
- エントリーシート(ES)対策
- 面接対策
- インターンシップ内容
日本航空(JAL)のインターン選考対策
日本航空は、2010年に経営破綻した関係で、2011年度・2012年度と新卒採用を行っていませんでした。事務系・技術系の採用は2013年から、パイロットの再開は2015年からです。インターンシップ自体も事務系は2014年から、その他職種は2015年からと実施歴が浅く、まだ選考フローも固まっていません。最新情報に注意しましょう。
例年インターン参加人数は、事務系は各回40名程度、技術系は各回30名程度となっています。
選考フロー
事務職
エントリーシート(ES)→webテスト→面接
パイロット
エントリーシート(ES)→面接
技術職
エントリーシート(ES)
webテスト・筆記試験対策
事務系のインターンでは、SPIが課されたことがあります。他の職種でも応募者が増加されれば実施する可能性があるため、念のためSPI対策の問題集を見ておくと良いでしょう。外資コンサルや総合商社などと比較すると、ボーダーはそこまで高くないようです。
エントリーシート(ES)対策
JALのインターンエントリーシート(ES)では、かなり具体的な志望動機と具体的な業界知識がないと答えられない質問が出題されます。一般的に、インターンシップでは確固たる志望動機がない場合や知識がない場合も「ポテンシャル」として能力次第で参加できることが多いですが、JALでは違います。JALの社歴、航空業界の最新状況、経済動向なども含めて包括的に知っておくことでより説得力あるESとなるでしょう。
志望動機として、飛行機が好き・JALのサービスが好き・社会貢献(国と人の懸け橋となる、など)といったものを挙げることも悪くはありませんが、それでは「なぜJALがあなたを採用するのか」という理由にはならないので気を付けてください。できれば具体的な業界動向をニュースなどで学んだ上で、JALという企業のために何がしたいのか、そのためにどんな能力を自分が発揮できるのかといったことを、経験を元にアピールできるとよいでしょう。憧れの応募ではない、ということが重要です。
手書きエントリーシートの場合、ぱっと見て弾くものとして「空欄が多いもの」「乱筆」などが挙げられています。その場合はいくら内容が良くても読んですらもらえないため、期限には余裕を持って丁寧に書くようにしてください。
面接対策
JALのインターンでは、面接がない場合もあります。事務・パイロットは面接含む選考を実施、技術・客室乗務職はESのみの場合が多いです。実施する場合は、20~30分程度のグループ面接で、ESの内容に基づいたオーソドックスな内容となります。
ESの内容の中でも、学生時代に頑張ったこと、チームワークを発揮した経験、挫折経験など、エントリーシートに書かれたことのうち応募者本人の人柄がわかる設問について聞かれます。逆に、志望動機については聞かれないことが多いようです。短い時間で簡潔に伝えられるよう、エピソードを整理すると良いでしょう。
インターンシップ内容
事務系インターンシップ
報酬・交通費等は出ない、5daysインターンシップです。
対象
現在4年制大学または大学院に在籍していて業務企画職(事務系)の仕事に興味がある方(学年不問)
内容
- 航空業界について(業界理解)
- 会社事業の説明(企業理解)
- 業務企画職の仕事(業務内容の紹介)
- グループワーク、グループプレゼンテーション
- 社員との懇談会
- 施設、職場見学 など
技術系インターン
報酬・交通費等は出ない、2daysインターンシップです。
対象
現在理工系学部学科に所属する大学生、大学院生で業務企画職(技術系)に興味のある方(学年不問)
内容
- 技術系の仕事紹介
- 施設見学
- 社員との座談会 など
パイロットインターンシップ
報酬・交通費等は出ない、5daysインターンシップです。3ターム実施するうち、1つの期間しか応募できません。
対象
現在4年制大学生、大学院生でエアラインパイロットの仕事に興味のある方(学年不問)
内容
- パイロットの仕事紹介
- グループワーク
- パイロットとの懇談会
- 模擬訓練体験
- フライトシミュレーター操縦体験、格納庫見学 など