全日本空輸(ANA)の年収・初任給について

目次

  • 全日本空輸(ANA)の年収
  • 初任給

全日本空輸(ANA)の年収

※総合職のみ・2013年3月データ(ホールディングス化前の最後のデータ。CA、パイロット、海外現地雇用社員を含まない)

平均年齢
42.4歳
平均年収
679.9万円
平均勤続年数
16.0年

ANAは2013年4月よりホールディングス化に移行しているため、やや古いですがホールディングス化直前の全日本空輸単体のデータをまとめました。

以下は、平均年収・平均年齢の推移図です。これは一般従業員のみの値であり、CA・パイロット・海外現地雇用社員を含まないことに注意してください。

全日本空輸(ANA)の平均年齢・平均年収の推移図

ANAは2009年度から現在に至るまで売上高は増加をたどっているものの、ちょうど2013年度は営業利益がマイナスになった年であり、これは年収の減少時期と重なります。

年収だけで見ると、それほど高くなく、特に若手のうちは他の企業と比較しても低水準です。年功序列の割合が高く、努力が報酬に反映される部分は非常に少なくなっています。福利厚生は非常に充実しており、航空券の優待などは社員からの人気も非常に高くなっています。

初任給

総合職
212,000円(2016年度予定)
自社養成パイロット
202,848円(2015年度実績)
客室乗務職
175,819円(一部手当含む)
※訓練期間は除く。これに加え、乗務時間に応じた手当てあり

日本の上場企業の初任給平均はおよそ21万円。ANAはほぼ平均の初任給と言えるでしょう。商社などと比べると目劣りするものの、極めて一般的な値です。