全日本空輸(ANA)のwebテスト・筆記試験対策(インターンシップ&本選考)

目次

  • 全日本空輸(全日空・ANA)のwebテスト、筆記試験について
  • 選考対策

全日本空輸(全日空・ANA)のwebテスト、筆記試験について

ANAは、ESPやGTECなど、他社ではほとんど見かけない珍しい形式のテストを採用していることが特徴です。

総合職の本選考時には、ESPという性格診断のみ実施されます。一方、客室乗務職(CA)の場合は、SPI形式のテストセンター(計数・言語)とGTECという英語検査を実施。パイロットの場合はテストセンターのみで、科目は計数・言語・英語・性格となります。

注意したいのは、CA職の場合TOEIC600点またはGTEC260点(公開会場スコア)を持っている場合は、英語検査が免除されるという点。一次面接当日に証明書を持参するだけでOKです。

ちなみに、インターンシップ時にwebテスト・筆記試験はありません。

選考対策

総合職で実施するESPとは、Evaluation of Star Performerの略で、ビジネス資質を診断する性格テストです。ビジネス資質であるポテンシャル×センスと、ストレス耐性を分析するものとなります。性格診断のため、特に対策は必要ないでしょう。

CAやパイロットで実施するSPI形式のテストセンターも、ごく一般的なものです。対策本を利用する、他社企業で受験の練習をするなどして、万全の準備で臨んでください。

珍しいのは、CA職で採用されている「GTEC」。これは、英語コミュニケーション能力を測定する、ベネッセが運営するテストのことです。実施するのはGTEC-LRで、リスニング250点・リーディング250点の計500点満点のテストとなります。アルク社から対策本が一応出ていますが、あまり有益な内容ではありません。そのため、CA職の場合は以下のような手段を取るといいでしょう。

すでに、TOEIC600点またはGTEC260点(公開会場スコア)を持っている

→ES提出時ではなく、1次面接時までに基準点以上の結果が出ていれば大丈夫です。面接当日に証明書を持参してください。

スコアがないが、面接までに対策の時間がある場合

→面接までにGTECを受験してください。1回あたり4980円(税込み)ですが、GTECは1日に最大5回受験可能で、1回あたりの受験単価が安くなる3回・5回パックもあります。スコアとして提出はできませんが、オンライン版のテストなら1回2160円で、3回・10回パックもあり、練習が可能です。テストを繰り返す中で問題形式に慣れ、基準点である260点を超えを目指してください。

スコアがなく、面接までの時間もない場合

→ANAから送られてきたメールにしたがって受験をしましょう。無料で受験することが可能ですが、自分のスコアを知ることはできません。一発勝負になってしまうので、日頃からの学習が重要となります。