伊藤忠商事のwebテスト・筆記試験対策(インターンシップ&本選考)

目次

  • 選考フロー
  • 伊藤忠のwebテスト・筆記試験について
  • 選考対策

選考フロー

エントリーシート(ES) → webテスト・筆記試験 → 1次面接 → グループディスカッション(GD)・筆記試験・2次面接 → 3次面接

※2次面接以降は、新幹線・飛行機代が支給されます。

選考フローの中で、グループディスカッション(GD)・筆記試験・2次面接は同日に開催されることが多く、順番は人によって異なります。

伊藤忠ではOBOG訪問やインターン参加による選考スキップ等はほとんどなく、多くの人は上記のステップを経験することになります。(もちろん、就活のアドバイス等を社員からしてもらえる、食事会があるといった特典はあります。)ごくまれに、1次面接の評価が高かった場合、2次面接が免除となるケースもあるようです。

伊藤忠のwebテスト・筆記試験について

インターンシップ選考では過去にSPIを実施していた時もありますが、近年は筆記試験やwebテストはありません。一方、本選考ではSPI形式のテストセンターと筆記試験が実施されます。テストセンターはES提出後に受験する必要があり、科目は言語・非言語・英語・性格・構造把握力です。筆記試験は、2次面接時に小論文等が課されます。

選考対策

伊藤忠のSPIは、他のSPIを利用する総合商社である住友商事・丸紅に比べてもボーダーが高いと言われています。SPIの中でも言語・非言語は他社で受ける機会が多いですが、オプション検査である構造把握力試験は利用している企業が少ないため、問題形式に戸惑う場合もあるでしょう。

構造把握力試験は、2013年にSPIの提供元であるリクルートが始めた試験です。「ものごとの背後にある共通性や関係性を構造的に把握する力」を測定することを想定として開発されました。具体的には、文章問題が4つ与えられ文章構造が似たものを選ぶ、5つの短文を2グループに分類するといったような内容です。

本選考における小論文は、小論文単体で出題される年もありますが、小論文+αで出題される年もあります。いずれにせよ、制限時間は20~30分の筆記試験で、2次面接・GDの合間の時間に実施されます。

小論文では、以下のようなテーマのもとA4用紙に記入していきます。字数は200字以上です。

  • あなたにとっての商人像とはどのようなものか
  • あなたの周りで最も商人らしい人を紹介してください
  • あなたが伊藤忠商事で果たしたい使命はなにか
  • あなたにとって使命とは?
  • 自分が大切にしている信念
  • 最近興味のあること
  • 一番楽しかった思い出
  • あなたの宝物を教えてください

また、2017卒の選考では小論文の他に、優先業務選択テスト(仕事の優先順位をつける)、会計表の払い込み計算テスト(知識問題ではなく、あくまで計算問題)の筆記試験が実施されました。

前者は15弱の業務の中から優先すべき6つを選ぶという課題で、これは常識で答える問題です。計算テストは3問で、電卓を使用しながら素早く正確に問題を解いていくことが求められます。三菱商事や三井物産といった他の総合商社には見られない独特の問題ですが、難易度は高くないため特に対策は必要ないでしょう。

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