電通のインターンシップの選考対策

電通のインターン選考対策

電通のインターンシップは、アイデアの学校、電通クリエーティブ塾関西、電通ワカモンインターンシップ中部の3種類です。(加えてデザイナー向けのものもあります。)

例えばアイデアの学校は、応募者3000人以上、参加者は52名で商社等のインターンシップと比較すると狭き門となっています。

選考フロー

アイデアの学校

CMプランナー＆コピーライター入門、Plannning&ConceptMakingコース

エントリーシート(ES)または特別選考→クリエイティブテスト(筆記試験)→1次面接

世の中をアッと驚かし、世界を前進させる何かを、つくりつづけたい人のコース

エントリーシート(ES)または特別選考→1次面接→2次面接

特別選考は年によって様々な物があります。座禅の様子をウェブカメラで審査する「座禅選考」、専用サイトに隠された謎をエンジニア知識で解き明かす「バックドア選考」、完全運まかせの「一次選考は終わっちゃったけど電通ビル37階から通過者ファイルにすべり込もう選考」など、毎年趣向がこらされています。

また、一番最後のものづくりのコースは、「基本的にできるだけ全員と面接で出会いたい」というコンセプトを掲げています。面接では「ESの内容について聞きます」と明示されていることが特徴です。1次面接は個人面接、2次面接は自分で自由に選べるバディとともに受ける面接となります。

電通クリエーティブ塾関西

エントリーシート(ES)またはFacebook予選→クリエイティブテスト(筆記試験)→1次面接

電通ワカモンインターンシップ中部

エントリーシート(ES)→1次面接

エントリーシート(ES)対策

エントリーシートは、A41枚の自由形式でまとめるタイプ(アイデアの学校、中部インターン)、800字の作文(クリエーティブ塾関西)となります。ESの回答はそのまま面接の内容ともなるので、どのような思考プロセスをたどって記入したのか、別途メモして整理しておくと良いでしょう。

どの設問も、単なる思いつきではなく「問題解決」の思考が大切です。解決したい課題のうち、主要なもの・インパクトのあるものを選んで、そこにフォーカスしてアイデアを出していってください。どのターゲットに、どのような手法でアプローチするのか、いくつかアイデアがある中でそれを選んだ理由、苦労した点などについて一度まとめておくと、面接でも役立ちます。

アイデアを創造する過程はクリエイティブに、説明する過程では論理的に分かりやすく伝えることに注意してみてください。質がよく論理的な裏付けも十分なアイデアを出すためには、ある程度のインプットも必要です。最後に、他人と被らないアイデア・記憶に残るようなアイデアであると自信が持てる段階までブラッシュアップを続けましょう。

webテスト・筆記試験対策

アイデアの学校、電通クリエーティブ塾関西では、選考途中でクリエイティブテストが課されます。電通への志望度や広告代理店に対する知識よりは、日頃からミクロからマクロまで世界に対するできごとへの意見を持つようにすることが大切です。ここでの回答もそのまま面接で問われるので、自分が何を考えたか覚えておくと良いでしょう。

ESと重なりますが、クリエイティブであることと同時に、他人と被らないアイデアである方が印象に残りやすくはなります。