• トップページ
  • 100年に1度の歴史的変革期、自動車産業に迫る|破壊的イノベーションの現状と未来

100年に1度の歴史的変革期、自動車産業に迫る|破壊的イノベーションの現状と未来

今、自動車産業で何が起こっているのか。技術革新によって 私たちの生活はどう変わるのか。世界最大の自動車インフラを創る ハイパーグロスカンパニーへと成長したIDOMのキーマン二人に競争・変革著しい自動車産業の未来と、同社の成長戦略について迫った。

Dec, 12, 2017

株式会社IDOM

北島 昇 氏 ・ 越智 敬之 氏

「移動の民主化」という変革が起きている

北島  Apple社のiPhoneがユーザーのライフスタイルを一変させたように、自動車産業においても、自動車や移動のあり方が変革されようとしています。昔は、自動車に乗るための消費者の選択肢は、メーカーが製造した自動車を購入するか否かが主でした。今は、はるかに柔軟な選択肢がある。たとえば、配車サービスの「UBER」、月額定額で好きなクルマに乗り放題の弊社サービス「NOREL(ノレル)」、CtoC のカーシェアリングサービスなど。つまり、「自動車」という枠組みを超え「移動のサービス化」という概念で産業が進化している真っ只中なのです。私はこの変革を「移動の民主化」と呼んでいます。

越智  IDOMが取り扱うのは自動車 そのものの売買だけではなく、「移動」であると捉えることでサービスの多様性が無限に広がりました。公共交通機関が発達している東京にいると気づきにくいのですが、移動手段としての自動車が必要となるエリア、そして使用用途はまだまだ発展の余地がある。東京以外の地域や海外に視点を移すと、移動が民主化する領域は今後さらに増えていくと思います。

北島  移動が民主化すると、主導権 はユーザーに移っていきます。これは、ユーザーにとって自動車がよりカジュアルなものになり、個々人の欲求をもとに、移動を自由にコーディネートできる時代が来ることを意味しています。 IDOM はユーザーとの距離が近い チャネル側、小売り・流通サイドの事業者なので、これからの自動車産業を Hackしうる面白いポジションにいると思っています。

ユーザーの人生や生活に寄り添える存在が強い

越智  今の自動車産業はEV、自動運転、燃料電池自動車、ライドシェアなど、先端技術や新規サービスが シンクロしながら「100年に一度の変革期」を迎えています。 Google や Apple など大手のITソフトウエア企業の参入もめまぐるしく、「最大かつ最後のIT革命の場所」と言われています。

北島  AIによる自動化が進めば、将来的には運転する必要のない自動車が流通するようになることは間違いありません。近い将来には、AIを搭載した自宅のスマートスピーカーに「 2 週間後に旅行の予約をしてほしい」と話しかけるだけで、移動の準備がシームレスに整う時代が到来するでしょう。

たとえば、旅行する当日の朝には、自動で迎えに来てくれる。生体認証で本人確認をして、過去のドライブ記録から経路も音楽も、利用者の嗜好に合わせたものが選択されます。帰宅時には「紅葉を見に次は北陸へいかが?」などと、レコメンドの提案をするようになる。つまり、自動車を造るという視点から、ユーザーの生活にフィットする移動体験を創るという視点に、時代は変わろうとしているのです。

モビリティに新たな価値、CaaSカンパニーへの挑戦

越智  挑戦と変革が IDOMの原点。社名にも「挑む」をそのまま銘打ちました。そして私たちは、「モビリテインメント」という言葉を掲げているのですが、これはモビリティと、エンターテインメントを掛け合わせた造語。先述のような圧倒的な変化の時代に向けて私たちは、モビリティに新たな価値を加えるだけではなく、移動文化自体を再発明したいという思いを込めた言葉です。

拡大画像はこちら

北島  さらに、私たちは自動車にまつわる「売る」「買う」「貸す」「借りる」「使う」「預ける」これらすべてを事業として立ち上げた後に、統合してプラットフォーム化する CaaS(Car as a Service)構想があります。オフライン・オンラインを通じた自動車の貸借から売買、さらにはシェアリングエコノミーや自動車のネット接続まで。自動車とユーザーを繋ぐ、新しいプラットフォームを構築していきます。ゲームチェンジが起きようとしている今だからこそ、過去の常識に縛られず CaaS 構想を通じてイノベーションを興していきたいと思っています。

越智  変革者は他の人が思いつかなかった視点と意思を持ち、誰もが困難だと思うことにも果敢に挑んでいきます。そんな場所にこそイノベーションの原石は眠っている。 IDOMはそんなダイナミックな挑戦ができ、同時に圧倒的な成長を獲得できる舞台だと思います。


IDOMについてもっと知りたい方はこちら

株式会社IDOM

Interviewee

北島 昇 氏

きたじま・のぼる

株式会社IDOM

執行役員 新規事業 ・ 人事 ・ 広報担当

2007年入社。経営企画などを経た後、 新規事業開発室室長として、コネクティッドカー事業やCtoC事業の立ち上げを行う。現在は、新規事業開発に加え、人事制度改革、広報、カルチャートランス フォーメーションの領域を担当。

Interviewee

越智 敬之 氏

おち・ひろし

株式会社IDOM

人事チーム 新卒ビジネス職採用責任者

サイバーエージェント、博報堂、AOI Pro.、 ビジネスアーキテクツでさまざまな企業のWebマーケティング、オンライン戦略などを担当。2015年IDOM入社。新規事業開発を担当した後、現在は新卒ビジネス職採用の責任者を務める。