フリークアウトの特徴・企業研究レポート

目次

  • フリークアウトの特徴
  • コンサルティング事例
  • これまで事業の歩み
  • 今後の経営戦略

フリークアウトの特徴

難易度の高いジョブや、バスケットゴール・ドラム・DJブースのあるオフィスなどいかにもなベンチャーらしさで有名なフリークアウト。実際に行っているのは、インターネット広告をリアルタイムで取引する広告配信サービス事業です。日本初のDSPサービスを2011年1月にリリースしたのを皮切りに、創業から3年9ヶ月で東証マザーズ上場を果たしました。その後、アメリカ(現在は事業休止)、シンガポール、タイ、トルコ、インドネシア、台湾に子会社を設立、国内でも複数の連結子会社を設立するなど順調に拡大しています。

これまでのインターネット広告だけでなく、日本交通グループと提携してデジタルサイネージ端末設置を通じたIoT型広告の配信事業開始しました。

主なプロダクト

DSP

FreakOut, Red

DMP

Mother, AudienceSearch

ネイティブ広告プラットフォーム

Hike

配信最適化、マーケティングオートメーションツール

MARY

リアルイベントプラットフォーム

ForYou

これまで事業の歩み

フリークアウトの設立は2010年。日本初のDSP「FreakOut」リリースを2011年1月に実施してから、2012年に3.5億円、2013年には5億円など大規模増資を続け、2014年6月に東証マザーズ上場を果たしました。米国進出については業績低迷につき創業を停止したものの、その他アジア地域は順調に拡大しています。

業界そのももの拡大に合わせてフリークアウト自身も順調に成長しており、2012年には9億円だった売上は、2015年には42億円に拡大しています。

今後の経営戦略

これまでのDSPに加え、モバイル専用のDSPプロダクト「Red」により再成長を狙うとともに、IoT型デジタルサイネージや、アジア諸国でのネイティブアドプラットフォーム「Hike」の展開を通じた海外事業の拡大を計画しています。

また、新しくリアルイベントプラットフォームとして、アプリ「ForYou」を2016年にリリースしており、既存事業の収益をテコに新規事業へも積極的に取り組んでいく構えです。