「15分でディスカッションをしてください。ディスカッション終了後、代表者1名に3分で発表していただきます。」
この言葉を聞いて、「誰かやってくれないかな…。」と、つい他人の顔を伺っていませんか?あるいは、いざプレゼンター役を買って出たものの、言いたいことの半分も言えない・時間を余らせてしまう・時間が足りずに結論が言えない(プレゼンテーション三重苦)等の経験はありませんか
みなさんの学校生活においても、いつも決まった人がプレゼンし、その他の人は発表することを躊躇している場面をよく見かけるかと思います。また、発表した人も、積極的に代表者になった事は評価に値するものの、話がまとまっておらず、議論の結果を上手く伝えられない状況に陥りがちです。ほとんどの学生がこれほどプレゼンテーションを苦手とする原因は一体何なのでしょうか?
答えはとてもシンプルです。それは訓練できていない・慣れていないだけです。もし、あなたがプレゼンに対し苦手意識をもっているのなら、プレゼンテーションのポイントを頭に入れ、何度も練習することで、他の学生にはない「プレゼンテーションスキル」という強みを勝ち取ることができます。
他の人が苦手とする分野を得意とすることは、就職活動においてもあなたの優秀さをダイレクトにアピールできます。さらに、プレゼンで手に入れたアウトプット力は、社内会議やクライアントへの提案など、社会人になってからも必ず役に立ちます。これほど「おいしい」プレゼン力を鍛えるなら、今しかありません。これから挙げる以下のポイントをよく理解し、プレゼンテーションスキルを磨きましょう。
プレゼンの得意な人は、例外なく十分に準備をしています。あのプレゼンの名人と言われたApple創業者のスティーブ・ジョブズ氏は、10分足らずのプレゼンであっても、何週間も前から準備を始め、何十時間も練習したそうです。
「プレゼンが苦手です」という人に限って、よくよく話を聞いてみると前日に徹夜で資料を作り、本番に臨んでいる方が多いです。全く練習していないのに上手にプレゼンがしたいというのは単なる甘えであることをここでしっかりと認識して、まずは1歩リードしましょう。