サマーインターン大解剖!先輩学生に聞く、企業選び・選考・ワーク内容とは - Case 3 -

これからインターンの選考を受ける方に送る、先輩学生からの体験談&アドバイス。第三回は理系の大学院生で、インターン参加を経て外資系コンサルティングファームの内定を獲得したAさん(仮)です。


ー先輩学生ー
Aさん(仮)
慶應義塾大学大学院在学。
就活開始当初から志望をコンサルティングとベンチャーに絞り込み、活動。サマーインターンに参加した外資コンサルティングファームの内定が出たが、就活は継続中。


目次

業界を絞ってインターン参加

私が就活について考え始めたのは 2017年 7月末ごろで、サマーインターンの選考を実際に受け始めたのは 8月からです。8月の時点で、コンサルかベンチャーと決めていました。インターンに参加するベンチャーは、規模と事業内容で決めました。規模はスタートアップかミドルベンチャー、事業内容は大学院での研究内容を生かしたかったため、医療事業のあるところを選びました。

もともとコンサル業界に興味があり、「コンサルはインターン参加者の採用が多い」と聞いていたため、サマーインターンには必ず参加しようと思っていました。インターン選考ではグループディスカッション(GD)が実施されることが多いので、その対策のためにGoodfindのGDセミナーを受けました。そして、Goodfindを通して知ったベンチャー企業のインターンにも興味がわき、いくつか参加しました。

選考の要はグループディスカッション

参加したインターンは、PwC Japan、Speee、エル・ティー・エスの 3社です。選考ではGDが要だと感じました。発言の多さよりも、議論全体を俯瞰的に見て論点を整理し、最終的なアウトプットにつなげるのがポイントだと思います。

PwC JapanのGDで、発言が多く、アウトプットの決め手になるアイディアを出した人がいたのですが、最終発表の際に、GDで出た意見ではなく持論を3分ぐらい話していました。その人は、選考を通過できなかったようでした。ということは、いかに自説が優れたものであっても、チームをファシリテーションする能力が欠けているとみなされると、評価が低くなるのかもしれません。

エル・ティー・エスもPwC Japanと同様に、活発なディスカッションがおこなわれたのですが、誰も相手の意見を否定せず、他者の意見を取り入れる方向で議論が進んだ点が評価され、選考通過につながったのではないかと思います。

ワークの要はそれぞれの役割

企業によって、参加学生のタイプは異なっていると感じました。PwC Japanのインターン参加者は、議論慣れしており、自分の意見を遠慮せず言える人が多かったと思います。他社のインターンで優勝した経験がある人など、優秀な参加者が集っていました。Speeeに関しても同様にディスカッション慣れした優秀な学生が多かったですが、PwCとの違いはチームとして議論を前に進めようという気持ちを持った人が最初から多かったという点です。

エル・ティー・エスのインターンには、同社の社風に合う感じの、穏やかな人が多い印象でした。就活に悩んでいる人もいました。コンサルに行くべきか悩んでいる人や、対照的に、自分は必ずコンサルに行くんだと決めている人もいました。インターンの開催回数が多いため、多くの学生が参加しやすいのか、いろいろなタイプの学生が参加していると感じました。

私は、チームメンバーの発言量によって、ワークにおける自分の役割を変えていました。意見がたくさん出されるときは、ひたすら聞き役に徹し、あまり意見が出ないときには、とにかく自分から発言するようにしました。また、方向がばらばらになってきたと感じたら、まとめ役を務めるようにしました。また、ホワイトボード、パワーポイントなどのアウトプットに使うツールを初めから意識して活用しました。

優秀な学生に刺激を受け、的確な役割分担の重要さを学んだ

Speeeのインターンでは2泊3日、一緒に寝泊まりしてほぼ徹夜したので、メンバーと友情が生まれました。チームの生産性を高めるため、自分がどのポジションにいるべきかを常に考え続けました。意見の発散と収束を繰り返す中、個々のコミュニケーションの課題も見えました。課題を把握して互いの苦手を補い合うよう、協力できたのが貴重な経験でした。また自分たちだけでなく社員の方も、外野から意見するのではなく同じチームの一員として膝を突き合わせて話し合ってくれるので、ビジネスの最前線を走る人の「本気」に触れられたのが良かったです。

PwC Japanの参加者には、メンバーの役割を指示するのがうまい人がいて、大いに刺激を受けました。その人は、チームのメンバーそれぞれの得意不得意をすぐに把握し、相手が不快にならない接し方で的確に役割分担していました。インターンに参加したからこそ、そういった優秀な人との出会いがあったと思います。

インターンに参加して得た学びは、ワークの中身より、チームとして時間内に一番いいアウトプットを出すために、それぞれの役割分担を意識したほうがいいということです。そのためには、互いの強み・弱みに対する理解を深める必要があります。とにかく意見を出し合うことと、口喧嘩をすることは明らかに違います。そこを区別できていると、いいディスカッションになりやすいと思いました。空気を読みすぎて遠慮するのではなく、フランクに意見を言い合える雰囲気を最初に作るのも大切だと感じました。

求める成果別・おすすめインターン

仕事上で求められる普遍的な力を、厳しい環境でつけたいという人は、Speeeのように社員の方が圧倒的にコミットメントしてくれるインターン、コンサルの仕事について具体的に知りたい人仕事がどのくらい泥臭く大変なのかを知りたい人にはエル・ティー・エスのように実際の業務について深く知れるインターンがおすすめです。

GDの経験があり、さらに自分を鍛えたい人、はPwC Japanのようなフィードバックに力を入れているインターンをおすすめします。1dayのわりには内容が盛りだくさんだったので、時間がないけれどコンサル・投資銀行志望で自分の強み・課題を知り、自己PRをブラッシュアップしたい人にもおすすめです。

今回私が参加した企業で例えると、PwC Japanのインターンで学んだ自分の強みを仕事に昇華する方法を知りたかったらSpeee、コンサル業界での生かし方を知りたかったらエル・ティー・エス、といったような形で、複数のインターンに参加することで、より自己成長を遂げられるのではないかと思います。

インターンへの参加を迷っている人へ

知らない人といきなり一緒に仕事をするということに慣れるためと、自分を客観的に見るために、ぜひ参加してください。今、自分がいる環境は、長い時間をかけて構築した環境のはずです。その環境で議論することと、初対面の人たちと一時間かそこらでアウトプットを作ることはまるで違います。全く初めての環境に飛び込んだとき、自分がどのようなパフォーマンスを発揮できるのか。それを知ることができたので、私はインターンに参加してよかったと思っています。


他の先輩の体験談も読む
- Case 1 - 短期インターンで成長するために押さえるべきポイント
- Case 2 - タイプ別・おすすめインターン
- Case 3 - 求める成果別・おすすめインターン

>>>Goodfind厳選短期インターンの一覧はこちら

この記事と同じカテゴリから探す

業界研究 インターン
コラム一覧に戻る