「働くのって、普通に楽しい」一橋大生が語る、有給長期インターン、そして働くことの意義とは(後編)

「自分の好きなことや得意なことを活かして、世の中の悲しいことや辛いことを幸せなことに変えたい」
Goodfind Magazineから受けた衝撃をきっかけにスローガンの長期インターンに参加し、学生でありながら副編集長として活躍した柳川小春さん(一橋大学4年)にインタビュー。経験者が語る、長期インターンの意義とは?

<< [前編] Goodfind Magazineの衝撃


2-1 インターンとアルバイトの違いとは?

インターンとアルバイトでは、言われたことをやる割合と自分で何かをやる割合が違います。インターンは、アルバイトよりも、経験を積むにつれて自分で考える割合が増えていく傾向があります。アルバイトでも自分次第で拡げていけるとは思いますが、インターンの方が、より自由に自分の考えで行動できて、飽きません。

ベンチャーでインターンして良かったと感じるのは、行動力や大胆さが当たり前の環境に身を置くと、自主的に行動しようとか、ないものは自分で作ろうというマインドに自然となる、ということですね。


2-2 マガジンの副編集長としての仕事

マガジンの副編集長として、デザイン以外はすべて一貫して関わりました。 具体的には、冊子全体で伝えたいテーマの選定、企画とコンセプト決めから、テーマに合った話を聞ける方にアタック、インタビュー、記事作成、先方とのやりとり、修正、校正、PL管理、配布、読者へのインタビューまで行いました。

一番苦労したのは、企画を面白くすることと、ビジネスとして利益を出すことをどちらも追求することの難しさを痛感したときでした。編集部側で企画するオリジナルコンテンツは、自由度が高く読者にとって面白い内容になることが多い一方で、広告記事と違い直接的な収益には繋がらないため、割くことのできるリソースには限界があります。そこで、編集部側のオリジナルコンテンツをベースとしながらも、クライアントのブランディングにも寄与するような企画に落とし込むことで、読者にとってもクライアントにとっても嬉しいページを作ることができました。


2-3 長期インターンから開けた道―「何のために働くのか」への疑問と答え

一橋の周りの人と同じく、私も最初は将来が漠然と不安で、仕事に楽しさとか面白さよりも、まずいかに安定するかということを重視していた時期がありました。

そこで、安定するために、公認会計士を目指していました。ところが、出会った勉強仲間の方が、「会計が好きで好きでしょうがない」と、もう「電卓を愛している」ような様子だったんです。

それを見たときに、「あ、私は違う。(会計の仕事を)愛してはいない」と思いました。そこで初めて、「本当に愛せる仕事が出来たら幸せだろうな」と思ったんです。そして私も、スローガンでのインターンでマガジン作りという「好きなこと」を追いかけた結果、「働くのって、楽しいな」と思えるようになりました。


2-4 長期インターンに関するアドバイス

1.学業との両立はどうすればよいか

メリハリを付けて、やると決めたことはちゃんとやって、諦めることは諦めるという感じで折り合いをつけていました。自由に使える学生の時間は本当に限られているので、本当にやる気のあることに絞るべきだと思います。やっぱり、興味があることをやると、成果が出ると思います。


2.自信・高い視点を得るにはどうすればよいか

今も全然高い視点を持っていませんが、高い視点を持つ人を見続けています。「そこに行ったらどんな景色が見えるんだろう」と想像したり。
ですがむしろ、自分なりの視点で、自分の体験を踏まえて語れる人になりたいので、人から刺激は受けつつ、同じじゃなきゃいけない、とは絶対に思いません。
私の場合、「周りに合わせなくていいや」と思えたきっかけはスローガンでのインターンです。いろんな方の人生を見ていると、皆さん好きなことをしていたので、私も「私の人生だし」という風に割り切れたんですよね。


[2016'10'03更新]

コラム一覧に戻る