橋本雅治 慶応義塾大学OBOG - 株式会社イデアインターナショナル代表取締役インタビュー

OBOG INTERVIEW
橋本雅治 慶応義塾大学OBOG - 株式会社イデアインターナショナル代表取締役インタビュー 橋本雅治 慶応義塾大学OBOG - 株式会社イデアインターナショナル代表取締役 慶應義塾大学 橋本雅治 慶應義塾大学OBOG - 先輩からの一言

1961年大分県生まれ。1984年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。大学時代はパワーリフティング部に所属し、全日本学生チャンピオンとなる。その後キヤノン販売入社。戦略的な営業によりトップ営業を何度も獲得する。87年に父親が経営するホテル経営のため帰郷し、再建に尽力する。その後92年マルマン入社、時計事業部長、取締役を歴任。95年代表取締役社長としてイデアインターナショナルを設立し、ライフスタイル商品(時計・文具・家電・雑貨・オーガニック商品等)の企画開発・販売をおこなっている。







事業の出発点は、どんな社会問題を解決するか? を決めること

社会における企業の責任は何でしょうか。一般的にCSR(企業の社会的責任)は、企業活動で生み出した利益を社会のために還元していく活動だと思われています。なので、不況になるとCSRから撤退するという話になるのですが、そもそもの前提が間違っていると思います。企業とは社会貢献するための器であるべきです。本来あるべき事業の出発点は、何が儲かるかではなく、解決する意義のある問題が何であるかを考えること。事業としてやるべきかどうかは意義があるかどうかで決めるべきです。やると決めたら、利益を生み出せる仕組みを必死で考えるのです。よく「起業したいけれど何をしたら良いかわからない」と言う人がいますが、そもそも考えるべき順番が違うのです。まず、やる意義のある問題解決が何かを考えるべきです。しかし、別に問題解決の機会をリサーチする必要はありません。ただ、日常からアンテナを張って問題意識を持ち続けることが大切です。別に、大きな社会問題に着目する必要はありません。ただ、偶然目の前に現れた人たちや身近な人たちが、どんな問題を抱えているのかを感度高く意識すればおのずと取り組むべき問題が見えてくるはずです。

やる意義があるかを基準に、大手企業がやらないことで
価値を創出する


私たちイデアインターナショナル(以下イデア)は、企業として社会のために何ができるかを常に意識し続けています。マスマーケットからは撤退し、低価格の量産品と競争しないことにしました。その代わりに、私たちの強みであるデザイン力、ブランディング力、マーケティング力、直営店舗、ものを作る力、エコを意識した商品作りなどの強みを活かして、大手メーカーが絶対にやらないような分野に事業を集中させています。大手メーカーも取り組んでいる分野であれば、わざわざ私たちが取り組む意義はありません。大手メーカーがやらない分野だからこそ、私たちベンチャー企業が取り組む意義があるのです。例えば、最近のマスマーケットでは、お客様の低価格志向に合わせてできるだけ安い原料でコストを抑えた商品を販売しているケースが多いです。しかし、お客様の中には、最高の原料を使った安心・安全の品質の高い商品を望んでいる方々も多く、イデアではそうしたお客様から支持される商品の企画・開発に強みを発揮しています。
1 / 2 / 次のページへ



株式会社 イデアインターナショナル
事業内容:
デザインを核としたさまざまなライフスタイル商品 (デザインプロダクト・オーガニックプロダクト)を企画、製造、販売。 他、IT事業・空間プロデュース事業等。

所在地:
〒108-0014 東京都港区芝5-13-18 M.T.C.ビル3F