失敗を繰り返し背水の陣から生まれた新製品「CACHATTO」
意気揚々と起業してさまざま作ったモバイル関連の製品は、2年もの歳月をかけたにもかかわらず、全て失敗に終わりました。その後、他社から開発委託案件をもらいながら何とか食いつなぎながらも、資金繰りに地獄の思いをします。
一方、モバイルの夢は捨てきれませんでした。再度製品を作る決意をします。今回は背水の陣、自己破産はとうに覚悟した上です。お客さまの要望を徹底的にヒアリングしました。その結果、開発できたのが、メールなど企業の重要情報を万全のセキュリティで外部のモバイル端末に集約できる『CACHATTO(カチャット)』という製品です。しかし、製品はすぐには売れず、資金繰り表を片手に、これしかないのだと自分に言い聞かせる営業の日々が続きました。
モバイルをビジネスに活用してイノベーションを起こす
自分達が何を作りたいかではなく、お客様が何なら使ってくれるのかの一点に集中しました。お客様は徐々に増え、3年目にして収益が出始めました。
今では年率4割の成長を遂げる中核事業に育っています。今後、スマートフォンの普及に伴って、ビジネスシーンでのモバイル活用はますます進みます。モバイル活用でイノベーションを起こし、ワークスタイルの自由度を増やし、人類全体の知的生産性や生活品質を向上させられると信じています。その第一人者としてモバイルの新しい使い方を創造しつづけることが自分たちの社会貢献です。実際に、当社の製品は、多数の名だたる一流企業に導入されています。社会的なインパクトも大きく、やりがいも責任も大きいです。
どのような企業に勤めるのが幸せなのか
どうせ生きるなら、密度濃く生き、大きく成長したいものです。密度濃く生きるための一つの方法として、受け身ではなく、能動的に働くというやり方があると思います。うちの会社は能動的に働くということが、思う存分できる会社です。
企業選びの一つの考え方として、「大企業」か「ベンチャー」か、というものがあるかと思います。両方経験している者からすると、大企業は「待ち」の姿勢にならざるを得ないことが多いです。若いうちからその「待ち」の姿勢に慣れてしまうと、年齢を重ねるほど能動的に動く習慣が身につきにくくなります。
「密度濃く生きる」ために「能動的に働く」と言っても、各々が好き勝手に動いていては、組織として成長はできません。そこで組織内でのコミュニケーションというものが非常に重要になります。手前味噌で恐縮ですが、私は毎朝早朝に出社し、必ず社員全員の報告書に目を通し、コメントを返しています。(通称:朝メール)
また月に一度、どんなに忙しくても欠かすことなく、一人30分から60分の個人面談を行っています。(通称:TMC:Thirty Minutes Conversation)
うちはベンチャー企業ですが、ホンダやソニーといった大企業出身者も多くいます。社員教育に力を入れており、成果のみを評価せず長期的成長も評価します。賞与も年3回あり、会社の利益を公平に分配しています。安心して能動的に働けるための環境整備に力を入れており、3年前に独立した人を最後に離職者がゼロです。
社員一人一人が能動的に働き、必要に応じて気軽にコミュニケーションがとれ、チームプレイで助け合い、皆が楽しく仕事に取り組んでいる。今でも社内の雰囲気はいい感じですが、もっともっと、より理想の組織に近づけたいと考えています。
私の話に共感いただける方、一度お話をしてみませんか?
株式会社 いいじゃんネット
代表取締役 坂本 史郎
| 学生時代に熱中した事: |
バンド活動、自動車エンジンの研究 |
| おススメの一冊: |
『道は開ける』(D.カーネギー 著) |
| 毎日続けている事: |
早朝出社と朝メール (毎朝、社員全員とメールのやり取り) |
| 将来の夢・目標: |
理想的な組織をつくること |
| 最近注目のモノ: |
不況に見出すチャンス |
| 仕事で大事にしている事: |
人間の多面性のいい部分をいかに引き出すか |