2008年10月31日(金)
IT系エンジニア、SEの企業選び・業界研究
◇成長飽和している企業か、成長している企業か
これは企業選びの原理原則だが、成長している企業、これから成長する企業に参加するべきである。すでに成長飽和した企業では、作られた仕組みを回す、メンテナンスするという意味合いの仕事が非常に多くなる。エンジニアの本能や情熱を刺激するような、新しいサービスの開発や展開などは、なかなか望めないことが多い(のに、なぜか成長飽和企業の就職人気が高い。これは求職者の無知によるものと、できあがった大企業に入ることを過剰に礼賛する社会風潮の結果であろう)いわゆるベンチャー企業と呼ばれるような、成長性の高い企業を選んだ方が、エンジニアとして幸せなキャリアを歩むことができる。
◇良い上司・良い企業風土があるかどうか
エンジニアの処遇に理解のある企業、という条件も非常に重要だ。それは、エンジニアがどういう環境で働けば、幸せで存分に力を発揮できるか、が分かっている企業である。例えば、エンジニアの環境を良くしようと、労働時間に制約を設けたり、オフィスをきれいに整えることから始める企業がある。しかし、現役エンジニアに広く意見を聞いても、「マックの最新マシンの方が欲しい」「座り心地の良いイスがあれば十分」「根詰めてプログラムを書いているのに、労働時間をうんぬん言われるのは腹立たしい」などという声が非常に多い。(エンジニア経験がないor長くない人の場合、労働時間やオフィス環境が気になるかもしれないが、働き始めると違うところが気になる。これは覚えておいた方が良い)
エンジニアが気持ちよく働ける環境を理解し、整えられる経営陣(CTO)がいる企業を選ぶべきだろう。それは、実際に働いている現場のエンジニアに聞いてみるか、第三者による評価がないとなかなかわからないものではあるが。
◇ビジネスパーソンとしてのスキル、経営センスを磨ける企業かどうか
より市場価値の高いエンジニアとなるために必要な条件として、ビジネスを知っているかどうか、がある。一般にエンジニアは、開発したシステムやサービスがお客様や自社のビジネスにどう影響を与えているか、をよく知らないままに仕事をしているケースが多い。しかしそれでは、エンジニアの技術力やこだわりが時にビジネスを阻害し、報われない結果になってしまうことが起こりうるのだ。単にハイクオリティのサービスを作るだけでなく、どんなサービスであればビジネスとして有用なのか、を考えられるビジネスセンスの高いエンジニアが必要とされている。そのためには、企業経営の視点からシステム開発、サービス開発と向き合える環境で仕事をするべきである。
ビジネスセンスを磨ける環境として最も恵まれているのは、経営者に近い立ち位置で働けるところである。エンジニアでありながら、経営者と肘のぶつかる距離で仕事をできる環境であれば、ビジネスとテクノロジーを両立させることのできる、非常に希少価値の高い、有用な人材になれる可能性が高くなるのだ。経営者との距離感という意味でも、小規模の会社に入る方が、良いのだと言える。
これらの条件をほぼ満たしている企業は、たくさんあるわけではない。しかし、ほとんどの就職活動生はそういった企業に出会えていないし、会社情報を少し見たり、人事採用担当者に話を聞いても簡単に分かるわけではない。
どの企業がどんな独自の技術を持っているか?その技術の将来的な市場価値とは?今成長しているところ、これから成長するところはどこか?・・・など、企業目利きのプロでなければ、判別するのは難しい。
個人ではなかなか判別できないそうした企業の目利き機能をGOOD FINDでは提供している。
エンジニアにとって幸せな、いわばダイヤモンドの原石のような企業を、GOOD FINDでは紹介していくつもりだ。前述したが、GOOD FIND主催の講座・セミナー等で随時、おすすめのIT系・ネット系企業を詳しく紹介しているので、そちらを参照されたい。





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