なぜ公認会計士を志望されたのですか?
たまたま商学部の授業で公認会計士という仕事を知り、若いうちから上場企業の経営者と仕事ができることに魅力を感じました。サラリーマンにはあまり関心がなかったので、就職活動はしていません。会計士になって経営者と仕事をすることが、将来、経営者になる近道だと思ったのです。
実際に会計士として経営を学べましたか?
期待通り、上場企業の経営者と仕事ができましたし、会社組織がどのように動いているかは学べました。ただ、既にできあがった大きな会社の経営者の悩みと、ゼロから起業する小さな会社の経営者の悩みは、まったく違う分野のものでした。会計士として監査していた会社は、すでに数十億から数千億円規模の会社。ビジネスを創る(売上を上げる)悩みよりも、ビジネスの効率化(コスト削減、品質向上)に悩んでいるケースの方が多かった。一方で、いざ自分がゼロから会社を経営するとなると、一番大変なのはいかに売上を上げていくかなのです。監査法人を辞めて、自ら花屋のビジネスで起業したとき、このことを痛感しました。
なぜ花屋で起業しようと思ったのですか?
さまざまな事業機会を検討した結果、旧来の慣習を打破するビジネスが良いと考え、旧態依然とした経営スタイルが多い花屋のマーケットにビジネスチャンスがあると考えたのです。
花屋のコスト構造では、ロスの割合が高く、家賃の負担も大きい。そこを会員制予約販売にして廃棄率を下げ、店舗コストも下げられれば、利益をもっと出せると考えました。たしかに、コストを抑えることには成功しました。しかし、困ったことに売上が上がらないのです。会計士として大企業しか見ていなかったため、どうやったらテレビCMなどの広告を使わずに、売上を上げられるのか?が全くわからなかったのです。ベンチャーではテレビCMなどの広告をうつ予算はありませんから、完全に行き詰ってしまいました。
株式会社 アガットコンサルティング
事業内容:株式公開コンサルティング、企業再生・再編コンサルティング、経理・総務業務アウトソーシングサービス
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