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こんにちはゲストさん
「大いなる力には大いなる責任が宿る」 特定非営利活動法人アイ・エス・エル(ISL)創設者/理事長 野田智義

リーダーは、結果としてなるもの

リーダーになりたいとか、社会起業家になりたいと言う人に会うたびに違和感を覚えるのです。リーダーになろうと思ってリーダーになった人ってご存知ですか?僕は知りません。同様に、「社会起業家になりたい」と考えている限り、社会起業家にはなれません。リーダーにしろ、社会起業家にしろ、何を成し遂げたいのかという目的こそが大事なのであって、何かを成し遂げたときに、周りの人たちが結果的に、その人のことをリーダーとか社会起業家とか呼ぶようになる。リーダーは、結果として「なる」ものです。リーダーシップとは、もらった命を最大限に燃やすぐらい自分を極限まで活かして、自分より大きい何かに挑む、という生き方のことだと思います。現実の延長線上の見えているものではなく、まだ見えない明日に挑戦する。そして、自分のためだけではなく、何か人や社会のためになるものに挑むのです。リーダーになりたいとか、社会起業家にどうやってなれるかという類の発想は捨てて、自分が本当に心から実現したいと思うもの、自分を犠牲にしなければいけないぐらい大きな挑戦は何かを是非とも考えてもらいたいです。

行動からはじまるリーダーシップの旅

人は結果としてリーダーになるわけですから、はじめからフォロワーがいるわけでは決してありません。全ては自分一人の行動から始まる。そして、その行動は最初の一歩から生まれます。最初の一歩を踏み出すには、自分がリスクをとってでも行動しようと思う何かが必要です。そのために自分の「心の声」に耳を傾ける必要があると思います。怖いのだけど、自分の心の声に後押しされてつい一歩踏み出してしまうところから始まるのです。その先に続く挑戦は、自分は何者かを問い続けながらリスクをとって歩み続ける旅です。

決して「自分探し」を推奨しているつもりはないのです。自分探しの旅にでかけて帰ってきた人はいないし、本当の自分なんて容易にはわかるものではない。心の声はすぐに聞こえないけど、耳を澄まし続ける。でも同時に、その場その場で周囲から与えられた、自分よりも大きなものに挑戦し、やり遂げて、人から信頼と共感を勝ちとり続けていく。矛盾するように聞こえますが、このプロセスを繰り返していくうちに、いつか、見えてきたものと自分の心の声が一致するときが必ず来る。

時代が音をたてて変わっていく

僕らはとんでもない時代に生きています。社会主義の崩壊や、アメリカでの黒人大統領誕生、BRICsやNEXT11など新興国の台頭など、30年前に想像できなかったことが現実に起きています。コンピュータが人の脳の能力を超え、人口が67億を超え、世界中の人が携帯で繋がってしまう世界。僕が学生の頃には想像だにできなかった世界です。

したがって、親世代や先輩たちのアドバイスは、話半分で聞くことを強くお勧めします。僕のここでのインタビュー記事はその筆頭です。僕も含め先輩たちは、たかだか過去30年のスローな時代の経験でしか話ができていないのですから。30年後に、自分が後輩世代に何かを語る立場になったときに、自分たちの30 年はどんな変化の時代だったと語るのだろうと想像しながら、自分たちがどんな世界を創るのかと発想して考えて欲しい。そう思います。

特定非営利活動法人アイ・エス・エル(ISL)

2001年設立の「場」型・「イニシャティブ」型教育機関。小林陽太郎氏、北城恪太郎氏をはじめとする財界のトップ、社会リーダー、経営プロフェッショナルなど、200名以上の個人に支えられ、活動を展開。自由と公序、私益と公益が両立する新しい経営社会像・企業像・組織像の実現にむけて自ら行動する、世界に誇れる日本の次世代リーダーの輩出を目指している。
所在地:〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4-1 新紀尾井町ビル5F

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