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グローバルに通用する技術と製品創出に取り組み、イメージングテクノロジーの研究開発で世界市場に 株式会社モルフォ 代表取締役社長 平賀 督基

世界から注目されるスタートアップ企業

当社は産学連携のベンチャーキャピタルである東京大学エッジキャピタルから出資を受け、携帯電話のデジタル画像処理の独自技術の研究・開発と製品化を手がける東大発ベンチャー企業として一歩を踏み出しました。設立から5年目の今年、世界の大手通信事業者からなるテレコム・カウンシルが主催するSPIFFYアワードで、研究開発に投資し、最も優れた技術を生み出した企業を選出する部門において、アジア企業で初めて受賞しました。直近では国内で優れた起業家を称えるアントレプレナー・オブ・ザ・イヤーのチャレンジング・スピリット部門の大賞をいただく栄誉に授かり、国内外問わず注目されています。

最先端の研究を理論だけで終わらせず、世の中に活かすことが使命

革新的な技術を製品化し、世の中に貢献するために起業を決意

学生時代からアルバイトで画像処理や映像制作系の仕事に携わっていました。博士課程まで進んだ際に研究を続けるか迷った結果、自ら研究開発したものがただ研究として終わる道ではなく、研究で培った専門知識と経験が実世界に役立つ道を進みたいと考えました。まず、ベンチャー企業に就職し1年半ほど働きましたが、自分が企業でやりたかったことと実際は遠くかけ離れていました。私がやりたかったのは、製品をアルゴリズムから作る仕事です。しかし、日本ではそういった要素技術を自分たちで開発する企業は数少なく、それならば自分のやりたいことができる会社を作ろうと思い、当社を立ち上げました。

日本発のグローバルビジネスを実現できる

日本のソフトウェア業界は元請け会社が下請け会社に仕事を任せて、下請け会社は仕様書通りにコーディングをする形態が一般的と言われています。そのため、現場のプログラマはクリエイティビティを発揮する機会が少ないのですが、ソフトウェアはもっと夢があるものだと思うのです。

独自のソフトウェアを持つ外資系企業は学生から人気がありますが、その日本法人は本国で作られたソフトのローカライズをする仕事が多いです。そのため外資系ではなく日本発の世界的ソフトウェア会社で働くと良いのですが、数はとても少ないのが現状です。ハードウェアで日本の技術が世界的に認められているように、日本のソフトウェアももっと世界に通用しても良いはずです。ソフトウェアが世界へ進出しにくい原因のひとつとして「言葉の壁」が挙げられます。しかし画像処理技術は言語に依存しないため、当社はグローバル展開するにあたり有利だと言えます。

日本の携帯電話は世界の中で独自に発展して、ガラパゴスと言われながらも性能面では明らかに先を行っています。カメラ搭載型も日本だけだったのが、今や世界で半数の携帯電話がカメラ搭載型となりました。当社は既に海外の携帯メーカーに対してカメラの画像処理技術を提供していますが、世界の携帯電話が高機能化する中でさらにビジネスが広がっていくと思います。市場規模は日本の携帯電話出荷台数が約3000万台であるのに対し、世界では約10億台が販売されており、世界首位のノキアだけで約4億台を出荷しています。当社のソフトウェアは3年間で1億ライセンスを販売していますが、うち海外は約1割なのでまだまだ伸びしろがあります。

株式会社モルフォ

事業内容:画像処理技術の研究開発および製品開発ならびにライセンシング
所在地:〒112-0004 東京都文京区後楽2-6-1 飯田橋ファーストタワー31階

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