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こんにちはゲストさん
外資投資銀行よりも熱い場所を見つけた男の新たなる挑戦 株式会社ガイアックス 執行役CFO 小高 奈皇光

学生時代に熱中したことは?

一番熱心に取り組んだのはインターンでした。大学2年のときに、ベンチャーの半導体商社で、新規事業立ち上げメンバーとして一年ほど経験を積みました。元々、ビジネスよりもNPOやボランティア活動に興味があったのですが、それでは社会的に大きなインパクトを与えること、かつそれを継続することが難しいと感じました。 そんな時、ビジネスを通じて社会的な力を身につけ、その力で世の中を良くしていく方法もあると気づいたのですが、ビジネスの知識は学問として学ぶのはあまり意味がないと思い、働くことにしたのです。机上の空論レベルではない、実際のビジネス上の知識や交渉力がインターンを通して身につきました。

就職活動はどのようにされましたか?

インターンでビジネスの基礎を経験したので、さらに激しい業界で自分の成長角度を上げようと思いました。当時、一番タフで激しそうな業界は外資系投資銀行だと考え、メリルリンチに就職し、投資銀行で思い切り叩かれようと思ったのです。

投資銀行には、「事業を経営する」
というハラハラドキドキ感がない

投資銀行はどんなところでしたか?

実際、精神的にも体力的にもタフな環境でしたよ。短期間でクビになるメンバーもいれば、夜中まで働き、土日も仕事が当たり前のメンバーもいましたね。ただ、仕事も慣れてきた頃、 資金調達やM&Aなど一見華やかで派手に見えがちな投資銀行も、業務は所詮エージェントの域を出ないのではと思い始めました。 案件を右から左に流して手数料をもらうことが通例で、会社としてはリスクテイクしないのが一般的です。一方で、主体である事業会社は全身全霊をかけて事業を買ったり、資金調達をしたりしています。 「事業を経営する」、そんなハラハラドキドキ感が投資銀行にはないように感じたのです。学生の頃の自分はまだ若く、その辺の違いに気づくことができませんでしたが、5年も経つと自分の成長角度が鈍化してきて、投資銀行の環境がぬるく感じるようになったのかもしれません。

最近の学生は投資銀行に憧れをもっているようですが?

確かに、分析技術や知識などテクニック面での力は身につくでしょうね。しかし、事業家としてのマインドは身につきにくいと感じます。投資銀行でキャリアを積んで経営者や事業家になろうと考えるのは間違いかもしれません。投資銀行でのキャリアと、アントレプレナーとしての価値は別次元のものとも言えますので。事業家サイドからすると、投資銀行も気をつけないと、せいぜい優秀な業者程度の存在になりえます。 事業家として一番重要なのはマインドの持ち方です。ビジネスマインドを高めるためには、投資銀行など分析・仲介を行うエージェントとしてスペシャリストを目指すという志向ではなく、 自らがオーナーシップをもってあらゆるものに主体的に取り組む必要があります。

一番厳しくて熱い場所はベンチャーだと行き着いたわけですね?

学生のときにはわからなかったのですが、一番厳しい環境は、ベンチャーで会社の経営を担うことなのだと気づきました。 大手でも、ベンチャーに近いくらい厳しい環境で仕事をしている会社もあります。まさに昔の外資金融もそうでした。私が入ったころは、外資金融の大手といえども名前があまり知られていませんでしたから、ベンチャーに行くのに近い感覚もありました。当時の採用枠は2名とかですし、マニアックな世界ですよね。「よくわからないけれど大変そうだから行ってみよう」という感じ。今の外資金融はどちらかというとでき上がったエスタブリッシュメントに近いイメージで見ている学生が多いため、「外銀にいけば高い給料で勝ち組だ」というマインドの人が増えてしまったように思います。 もちろん、昔入社した同世代の人たちで残っている人たちは優秀な人たちが多いですが。

株式会社ガイアックス

事業内容:コミュニティサービスの企画・開発・運営及びコミュニティを中心とする各種ASPの提供・コンサルティング
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田1-21-8 KSS五反田ビル8階 (総合受付:7階)

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