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社会問題をどう解決するかが事業の原点 意義のあることをビジネスとして実現する経営者 株式会社イデアインターナショナル 代表取締役 橋本 雅治氏

事業の出発点は、どんな社会問題を解決するか?を決めること

社会における企業の責任は何でしょうか。一般的にCSR(企業の社会的責任)は、企業活動で生み出した利益を社会のために還元していく活動だと思われています。なので、不況になるとCSR から撤退するという話になるのですが、そもそもの前提が間違っていると思います。企業とは社会貢献するための器であるべきです。本来あるべき事業の出発点は、何が儲かるかではなく、解決する意義のある問題が何であるかを考えること。事業としてやるかどうかは意義があるかどうかで決めるべきです。やると決めたら、利益を生み出せる仕組みを必死で考えるのです。よく「起業したいけれど何をしたら良いかわからない」と言う人がいますが、そもそも考えるべき順番が違うのです。まず、やる意義のある問題解決が何かを考えるべきです。しかし、特別に問題解決の機会をリサーチする必要はありません。日常からアンテナを張って問題意識を持ち続ければ良いのです。別に、大きな社会問題に着目する必要はありません。偶然目の前に現れた人たちや身近な人たちが、どんな問題を抱えているのかを感度高く意識すれば、おのずと取り組むべき問題が見えてくるはずです。

やる意義があるかを基準に、大手企業がやらないことで価値を創出する

私たちイデアインターナショナル(以下イデア)は、企業として社会のために何ができるかを常に意識し続けています。まず、マスマーケットから撤退し、低価格の量産品と競争しないことにしました。その代わりに、私たちの強みであるデザイン力、ブランディング力、マーケティング力、直営店舗、ものを作る力、エコを意識した商品開発力などを活かして、大手メーカーが絶対にやらないような分野に事業を集中させています。大手メーカーも取り組んでいる分野であれば、わざわざ私たちが取り組む意義はありません。大手メーカーがやらない分野だからこそ、私たちベンチャー企業が取り組む意義があるのです。たとえば、最近のマスマーケットでは、お客様の低価格志向に合わせてできるだけ安い原料でコストを抑えた商品を販売しているケースが多いです。しかし、お客様の中には最高の原料を使った安心・安全で品質の高い商品を望んでいる方も多く、イデアではそうしたお客様から支持される商品の企画・開発に強みを発揮しています。

株式会社イデアインターナショナル

デザインを核としたさまざまなライフスタイル商品(デザイン・オーガニック・トラベルプロダクト)を企画、製造・販売。他、IT 事業・空間プロデュース事業、海外事業等。

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