Goodfind2012

概要

事業規模(連結)

売上高:5兆1,661億82百万円
従業員数(連結):17,524名(単体):2,256名

双日事業内容

機械部門

各事業分野での強みや独自性を引き続き発揮するとともに、新規の投融資案件を積極的に実行することで、今後の持続的な成長につながる事業展開をしていきます。
自動車分野では、部品事業などの川上事業から完成車輸出やノックダウン組立などの川中事業ならびに新車販売や中古車、アフターマーケット事業の川下事業まで一貫した自動車産業への取組みを継続し、海外地域での事業強化も引き続き実行していきます。
環境・インフラプロジェクト分野では、機能拡充により製鉄・肥料(化学)・電力・エネルギーなど大型プラント事業を推進、優良プロジェクトへの事業参画も行っていきます。また、太陽光発電や水など環境分野での事業参画も進めます。実装機販売事業や軸受事業ではバリューチェーンを構築、また、双日マシナリー株式会社では環境に配慮した低エネルギー消費型産業設備を提供するなど顧客のニーズに応える取り組みを進めています。
産業情報分野では、日商エレクトロニクス株式会社を情報通信技術(ICT)関連事業における中核企業と位置付け、双日システムズ株式会社(システムインテグレーション事業等)、さくらインターネット株式会社(データセンター事業等)、NetEnrich, Inc. (ITインフラサポートサービス等)との連携により、総合的かつ付加価値の高いICTソリューションサービスの創出・提供に取り組んでいます。
宇宙航空分野では、航空機オペレーティングリース事業などを通じて、長年培ってきたノウハウを活かし、新たなビジネス展開としてアジア、中東地域でのビジネスジェットの展開を行い、新規に設立した双日エアクラフト・マネジメント株式会社を活用して投資家向けリース事業に取り組みます。
船舶分野では、造船資機材から新造船・中古船、傭船、自社保有船まで幅広い取扱分野での総合力を発揮し、投資案件の推進や、鉄鉱石や石炭などの主要貨物の長期輸送プロジェクトにも積極的に取り組んでいます。

エネルギー・金属部門

当部門の事業戦略は、「持続的成長のための将来の収益・事業基盤の創造」であり、上流権益投資と物流事業を両輪とした営業展開をつづけています。上流権益投資については、引き続き当社が強みを持つ事業を中心として、時間軸(短期と中長期)、商品、地域などポートフォリオの最適化を推進しながらその拡大を図っていきます。一方で当社の強みは国内・海外で築き上げたネットワークを駆使した物流事業を行っていることです。日本向けのみならず海外市場を成長エリアと位置付け、国内外のグループ会社と連携しマーケットのニーズを先読みすることにより、今後の事業展開に厚みを出しています。
また、新しい価値創造につながる技術・産業が注目されている中、当社も新しい技術と共に「環境」、「新エネルギー」といった今後の成長が期待される分野で事業の推進に取り組んでおります。2010年4月よりは体制を強化し、「環境・新エネルギー事業開発室」を「環境・新エネルギー事業部」として太陽電池原料などの新エネルギー素材、太陽光発電バリューチェーン、バイオ燃料事業、排出権等のビジネスを中心に次世代の核となりうる事業モデルの展開を図っていきます。

化学品・機能素材部門

「当部門は、「自動車」、「ライフサイエンス」、「電気・電子製品」を重点領域とする方針を打ち出しています。これらの領域に軸を置きながら、あらゆる産業に原材料で貢献し、多方面に接点を持たせてバリューチェーンを構築し、収益の源泉を多様化しつつ、持続的成長を目指していきます。
化学品事業では、自動車向け用途を中心として需要が拡大し、当社が日本でも取扱高でトップシェアを誇るレア・アース事業を今後の成長事業として捉え、これまでの川上での物流中心の事業取組みから、製造分野への事業投資を行って川中の展開を進め、さらなる業績拡大を実現します。
合成樹脂事業の中核会社である双日プラネット株式会社は、自動車およびFPD(フラットパネルディスプレイ)やプリント基板関連のビジネスを戦略的拡大事業と位置付け、経営資源を集中して取り組んでいきます。また、海外では中国・アジア各国を重点地域とし、これら重点領域において樹脂原料販売から製品販売まで一貫してカバーできるサービス網を構築していきます。

生活産業部門

食料事業では、水産事業で取り組んでいるマグロの畜養ビジネスを今までの地中海沿岸から他の地域へと広げ、資源の確保と安定供給を目指していきます。また販売先を日本のみならず需要が旺盛な海外へと広げることで収益拡大を図ります。穀物事業については、すでに布石を打っているベトナムや中国など成長している海外市場での川上から川下に向けた市場展開を引き続き推進するとともに、川上での資源確保に関しては、従来の米国、カナダ、豪州に加え、ロシア、ウクライナ、ブラジル、アルゼンチンなどをターゲットに、小麦、大豆、トウモロコシなどの新たな穀物供給先の確保を狙った投資を進めていきます。また、2008年4月1日付けで、双日グループにおける「食の安心・安全」を追求し、品質管理体制の強化、一元化を図るべく、食料本部内に品質管理室を設置しました。情報を共有・活用し、品質事故発生の未然防止対策を行いつつ専門性の高い品質管理体制を構築することで、グループの付加価値を高めていきます。
繊維事業では、2007年度から着手した既存事業の選択と集中の一定の成果が出てきておりますが、内需低迷という外部環境は厳しい状況が続いていることから、経営資源の集中分野・成長市場へのシフトを更に進めていきます。
物資事業では、既存事業の収益を引き続き維持するとともに、成長市場におけるリテール分野での新たな事業の創出に取り組んでいきます。