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「幅広いビジネススキルを求めて」転職を決意。 信念を持って仕事と向き合うデジタルマーケター

株式会社メディックス第2営業本部ビジネスマーケティング部の竹森敬祐氏は、金融業界からキャリアをスタートし、現在ではデジタル広告業界で働く異色の経歴の持ち主でありながら、同社で最優秀社員(MVP)に選出されるほどの活躍を遂げている。そんな竹森氏に、メディックスへの転職を決意した理由、仕事に対する信念、そして仕事において意識していることについて尋ねた。

Mar, 13, 2017

株式会社メディックス

竹森 敬祐 氏

どうしてメディックスで働こうと思われたのでしょうか。

「マーケティング」を体得したかったから、というのは一つの理由かもしれません。

私はもともと、銀行で働いていたのですが、法人(企業向け)営業をしていたある日、とある社長さんから「これからの時代はマーケティングが大切になってくる」という話しをされたのです。

しかし当時の私は、金融のことはわかるけれど、マーケティングの知識は全く無くて。何も知らない自分に気付かされた私は、このお話をきっかけにマーケティングの勉強を始めました。

すると、その社長さんが説かれていたように、確かにマーケティングは将来重要となるだろうな、と腹落ちしまして。特に自分としては、マーケティングの自動化(マーケティングオートメーション)が、これからの世の中で必要とされるようになるのではないかと、考えるようになりました。

マーケティングの自動化とは何でしょうか。

商品やサービスを「買う可能性のある人」の行動パターンや興味・関心の度合いは各個人でばらばらです。マーケティングの自動化とはそれぞれの行動パターンや興味関心の度合いに合わせて、最適なコミュニケーションを行おうとすることを自動化するツールや仕組みを指します。これによって商品やサービスを「売ろうとしている人」が、適切なタイミングで適切な人にむけて売ることができるようになり、企業の営業活動をサポートすることができます 。インターネットの発達とデバイスの普及に伴い、従来よりも多種多様なデータが採取できるようになったことに伴い、新たに可能になりつつあることだと考えられます。

現在メディックスで、マーケティング自動化に携わられている?

ええ。例えばメディックスで販売している『Marketo』はマーケティングオートメーションツールと呼ばれるものの一つで、企業の課題解決にとりくむ際に必要な場面で用いています。『Marketo』以外にも、デジタルマーケティングの施策に幅広く携わっています。

具体的にはどのようなものがありますか。

リスティング広告やSEO、Webサイトのコンテンツ制作など様々な施策があります。施策を実行したあとには、解析ツールを使いながら、どれだけ効果が出たかを測り、さらなる改善を目指します。他の会社は、「リスティング広告会社」とか「Webの制作会社」という風に領域を特化していますが、メディックスはWebマーケティング領域を幅広く一貫して提供できることに特徴があると考えています。

それは個々の施策の専門家がいるからできることなのでしょうか。

もちろん、専門家も社内にいますが、ひとりの営業担当者が、ジェネラリストとしてすべて遂行します。基本的にお客様にとっては、「この人に聞けばなんでも答えてくれる」と安心いただけるように、ひとりの担当者をつける体制にしていますので。その方が、各担当者に聞いて回らないで、ひとりに尋ねてすべてが解決するので楽じゃないですか。

この点は、他社とコンペ(コンペティションの略。企業が何らかの商品やサービスを社外から調達しようとする際に、複数社に価格や内容などを提案させ、最も優れた製品・サービスを選択すること)した際に「メディックスを選んだ決め手でした」と言われたりしますね。

なお、お客様のためのみならず、メディックスが一貫してサービスを提供する体制は、メディックスで働く私達にとっても良いことだと思っています。マーケティングを遂行するために必要なスキルを包括的に身につけることができますので。

竹森さんは金融業界からご転職されたのですよね。「必要なスキル」はメディックスに入ってから身につけられたということでしょうか。

そうですね。「リスティング広告とは何か」というような基礎的内容から、“お客様にはどのようなマーケティングプランを作成して企画を提案するか、そして提案した施策を実行したあとに、どのように施策の効果を分析し改善していくか”という実践的内容までを研修で学ぶことができました。他の会社と比較しても、メディックスの研修制度は非常に中身が濃かったなと感じています。

他の会社と比較して言える、メディックスの良さって他にもございますか。

メディックスは、ほんとうに風通しの良いところだなと感じています。わたしの直属の上司も、わたしに対して、「何でも良いから気付いたことは是非発言してほしい、会社をよくすること、顧客のためになることを、どんどん提言してほしい」と促してくれます。

実際にこれまでで、竹森さんの気付きから、会社が変わったことはありますか。

ええ。私は社内の業務フローを可視化するべきだという提言をしたことがありました。いま、どの業務を誰がどこまで進めているかを視えるようにすることで、社内のコミュニケーションコストを削減できるようになる、と提案したんです。するとすぐに、他の部署も巻き込んで、可視化のためのシステム導入が決まりました。

竹森さんはMVP(最優秀の社員)として表彰されるなど、大変ご活躍されているように伺えます。

ありがとうございます。ただ私だけで何か成し遂げたのではなく、チームの力を借りることが出来たからこそ、表彰を受けられたと思っています。

では仕事をする上で意識していることなどあれば。

自分には「わからないことはわかるまでする」という信念がありまして。人の手を借りながらでも、自分に案件を預けてくださったお客さまが驚くくらい、メディックスとして最善の結果を出せるよう努力をしています。

そして、最善の結果を出すためには、自分は今の職種とは全く違う業界から転職してきたので、「理解」することを大事にしています。例えば、どう進めていいのか分からない業務でも、クライアントへ説明ができるレベルまで理解できるよう、その業務に詳しいメンバーに聞いてまわったり、制作や解析といった専門メンバーとチームを組んで業務を遂行する際も、任せっきりにせず、自分が理解できていないなと感じたら、専門メンバーに聞きにいったりして、とにかく「理解」することを徹底しています。

最後に、就職活動中の学生にメッセージをお願いします。

なんとなく安定志向だから安定した企業に行くとか、ベンチャー志向だからベンチャーに行くという判断ではなくて、色んな人に会って、充分に情報を収集しながら就職先を選んでほしいなと思います。

せっかく仕事をするのなら、好きになれる仕事、仕事をするうちにその仕事を好きになるような会社で働ける方が楽だと思いますので、みなさんには充分に会社について調べてから、ご自分の行き先を決めてほしいなと思っています。

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株式会社メディックス

Interviewee

竹森 敬祐 氏

たけもり・けいすけ

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