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「本質は、誰かを喜ばせること」 若手エースが語る、成長の要諦

年次を超えた活躍。実力と信頼を糧にした、自らのスコープ拡大。“成長”という言葉を、もしこのように定義するならば、このインタビューを贈りたい。入社2年目にして経営の核に携わるT.Mの軌跡を辿りながら、成長の要諦を探る―。

Jan, 18, 2017

株式会社コロプラ

T.M   氏

―なぜコロプラに入社されたのでしょうか

就職活動をしていたとき、いくつか日系大手・外資系企業も受けていたのですが、コロプラほど、僕のようなひとりの学生に時間を割いて向き合ってくれた企業がなかったんです。採用を統括している部長や役員の方が、Facebookでメッセージをくれて相談にのってくださったりして、「就活生」というよりもひとりの人間として向き合ってくださっている感じがした、そんな体験は初めてで。本当に自分を、会社の将来を担う戦力として見ようとしてくださっている心構えが感じられたのが嬉しくて、入社を決めました。

「君が経営するなら、今何をすべきか考えて」

―入社されてから今までどんな仕事をされましたか

最初は一番大きな部署Kuma the Bear開発本部の「取締役付」に配属されました。グループ会社の経営面での管理をしながら、開発サイドの担当者として開発本部全体の管理もする仕事です。
 この時、「Kuma the Bear開発本部を一つの株式会社と思って、〝いま君が経営するなら、どういう問題があってどういう風に直したらよいか〟という視点を持って」と言われたことが印象的でした。

―「問題を見いだし、改善策を提示すること」が求められたと

そうですね。でもすぐには何をするべきか分からず、当時は途方に暮れました。そこで取締役の方に相談したら、「私の横で見て学んで」と言われ、取締役専用の部屋で仕事をするようになったんです。私のような若造(当時22歳)が取締役と出張し、担当していたグループ会社の取締役会や普段のミーティングに同席させてもらって。そこで経営陣の考え方や姿勢に触れることで仕事ができるようになった気がします。私にとって一番の転機でした。

取締役と二人一部屋で 「経営」を体得

その後グループ会社がどんどん増えていく中で、会社の買収、TOB(株式公開買付け)などに携わるようになっていきました。

―開発担当からいきなり経営へ?

実は開発サイドにいながらも経営サイドの仕事も経験していたので、〝いきなり〟という感じではないですね。これはコロプラの良さだと感じているのですが、経営サイドと現場が、職種を超えて密にコミュニケーションを図る会社なので、今の私はむしろ開発の経験を武器にしながら経営サイドに立つことができています。

「事業会社だからできるM&A」を知る1年目

また、会社を買収した時は、その会社で実際に開発している人にヒアリングし、状況を見に行き、開発サイドから見てサービスをつくる力がある会社なのかを精査しました。他の会社だったら外から見た理論株価とか「バリュー」の算定に終始してしまいがちだと思うのですが、内側も外側も見据えて会社の事業を捉えるのは、事業会社だからできること。投資銀行やコンサルでは経験できないことだと思っています。

この後は開発本部の仕事範囲が全社へ広がり、会社の理論株価、予算の算定や人員計画を考える仕事にあたるようになりました。

―まだ2年目ですよね。なぜT・Mさんには大きな仕事を次々と任されていくのでしょうか

わからないですが、「目上の人と会話するのが上手だよね」と周囲の人に言われることはあります。相手が何を求め、意図して今この会話をしているのかというのを常に頭の中で意識して、あらかじめ相手が必要とすることを考えていました。それは、近くにいた上司がすごく忙しそうだったのを見て、「この人の仕事を減らしてあげたい」と思ってしたことでした。おそらくそういった気持ちが相手に伝われば「この人に任せて良いかも」って思ってもらえるのではないでしょうか。

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株式会社コロプラ

Interviewee

T.M   氏

株式会社コロプラ

新卒でコロプラに入社後Kuma the Bear 開発本部へ配属。1年目でM&Aプロジェクトに同社社長・部長らとともに携わる。現在はコーポレート統括本部において、グループ会社も含めた全社的な経営管理を主に担当している。