
フェルミ推定とは、つかみどころがなく、調査するのも難しいような数量を、短時間でかつ論理的に概算することを意味する。たとえば、「日本全国に郵便ポストは何本あるか?」「世界中で1日に食べられるピザは何枚か?」といった例題があげられる。マッキンゼーやボストンコンサルティンググループなどの戦略系コンサルティングファームや、Googleやマイクロソフトなどの外資系企業の採用試験で過去に出題されているほか、欧米では科学的な思考力を育成する題材として、学校教育でも用いられている。
フェルミ推定の問題では、唯一絶対の正解を導くことが求められているわけではない。出題者でさえ、その正確な数値を知らない場合がほとんどである。フェルミ推定の出題者は、導かれた答えが正しいかどうかではなく、その答えに行きつくまでの思考プロセスを見ることで、回答者の地頭力や問題解決能力を図ろうとしているのだ。
以下に、フェルミ推定20題を挙げる。中には実際に、コンサルティングファームの採用試験で過去に出題された問題も含まれている。いかなる問いを立てられても機敏に結論を導き出せるよう、思考のトレーニングを積んでおこう。
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