一人ひとりがビジネスプランナー 若くして圧倒的に経営力を磨くことができる環境とは パラカ株式会社  社員

大企業で何年もかけて積む経験を、1年半で経験

間嶋:大学を卒業したのち、大学院で財務会計を学びながら、会計事務所で働いていたのですが、税理士業務に一生の仕事にするほどの魅力を感じませんでした。将来的には何かしら会社経営に関わりたいと考えていたので、若いうちから様々な経験ができ、経営の全体観を持ちながら仕事に取り組めるような小規模な事業会社へ移ることを考えました。そこで、数社について企業研究を行い、当時マザーズ上場後まもないオン・ザ・エッヂ(後のライブドア)に入社することを決めました。会計事務所で実務経験を積んでいたとはいえ、大学院に在籍していたため、人より学生終了が2年間遅れていた私にとって他人に追い付き追い越すためにはベンチャーへの就職は最適な選択肢でした。オン・ザ・エッヂに入社して最も良かったことは、大企業では財務管理・経営企画の部署で何年、何十年もかけて積む経験を約1年半でおおむね経験できたことです。株主総会から、公募増資、会計システムの導入などあらゆる業務に関わりました。同年代でこれほど幅広く、また責任が求められる業務を経験している人はいないでしょう。ベンチャーには大企業のように資金が潤沢にはないので、外部に頼るのは必要最低限。夜遅くまで全員で知恵を絞り、自ら考えながら仕事に取り組みました。不幸にも、私が退職して数年後、ライブドア事件が起こりますが、ライブドアでの経験は圧倒的な成長につながったと思っています。

30代で上場企業執行役員へ。チャンスを掴み、圧倒的な成長を遂げる秘訣

間嶋:しかし一方で、ITビジネスは差別化が難しく、ライブドア自体、ITに関する実業から金融ビジネスという虚業に依存する割合が高まってくると、徐々にライブドアでの自らの成長に限界を感じるようになりました。 そんな折、縁あってパラカの存在を知りました。パラカは社長の内藤が野村證券、ゴールドマン・サックスで培った金融・投資の知識を活かし、不動産分野で、堅実かつユニークなビジネスを手がけている点が魅力的でした。そのような会社はパラカの他に当時なく、「人と違うことをやる」という点で面白いビジネスだと感じ、転職を決めました。内藤の人柄やビジネスの考え方に共感できたことも、決め手の一つでした。
現在では取締役管理部長を務めていますが、前職から一貫して、自分の経験がないことを理由に「できません」と言わないことを徹底しています。どんな企業でもどんなポジションでも、経験や予備知識の全くない未知の領域の仕事も多くあります。そこで重要なのは、どんなに困難でも、せっかく与えられたチャンスを逃さず、何があっても必ず活かして自分と会社の成長につなげてやるという強い意識です。私はそうして信頼と実績を積み重ねていったからこそ、今のポジションを任せてもらえるようになったのだと思っています。

メガバンクで感じた違和感と、アーリーベンチャーの限界

川崎:私のファーストキャリアは間嶋とは大きく異なり、新卒でみずほ銀行に就職しました。銀行では法人営業として、不動産建設資金のサポートや、為替リスクのヘッジなど、やりたいと思っていた仕事を入行2、3年でやらせてもらいました。しかし一方で、どこか拭いきれない違和感。それは、金融機関とはあくまで黒子役であり、社会に価値を生み出す主役は実業の側である、ということでした。ビジネスの現場で、もっと商売の本質を学びたい。そんな想いから、次はアーリーステージのベンチャーに飛び込みました。1年半ほどの経験ですが、新規事業立ち上げの中で、事業計画立案や商品企画から、広報、人材、営業まで幅広く経験し、自分自身が主体となってモノ・サービスを提供することの楽しさを感じることができたのは刺激的でした。ただ同時に、いわゆるアーリーベンチャーにはままあるのですが、ビジネスを回す上で必要なリソースが十分になく、個人プレーになりがちで、組織として価値創造を続けることの難しさを感じていました。

パラカ株式会社

コインパーキングという、快適なクルマ社会に資するインフラを提供する企業。パラカの特徴は、精緻な収支予測に基づく駐車場開発。その根底には、国内証券、外資証券を経験して当社を創業した社長の、「金融」「不動産」「駐車場」の融合という考えがある。